彼女が中学生のとき。父親と一緒に出かけた中古車屋さんに置かれていたRX-7のFD3Sを見て、彼女は恋に落ちた。それからというものときめきは止まらない。どうしても欲しくて欲しくて、我慢できなくなり両親に気持ちをぶつけた。とはいえ中学生だから無理な話なのだが、家族会議の末に両親は購入することを許可!したという。「車が好きな家族だったということもあり、購入することが出来ました。でも当時私は中学生だったので、私が免許を取得できるまでの9年間はお兄ちゃんが代わりに乗ってくれたりしながら車を維持してくれました。」
彼女18歳になって免許を取得。そして晴れてRX-7の正式なオーナーになった。車に恋に落ちてからというものお年玉もお小遣いも全部貯金。高校生になってからはアルバイトを始めてそれも貯金。RX-7に乗ることだけを考えて過ごしてきた。初めて運転したときの感動は今でも忘れていない。
「私の心の元気の源です。側にFDがいてくれるだけで、元気になります、大事な存在ですね。」