車のトラブルは避けたいもの。出かけた先で車が停まってしまうことほど面倒で、周囲に迷惑をかけることになるし、安全面においても是が非でも避けたい事態です。車には消耗品が多くあります。消耗品の時期を見定めて適宜交換することで安全に楽しく、快適な車生活を送りましょう!
車のバッテリーは消耗品です。バッテリーの交換時期は、バッテリーの種類や使用状況によって変わるので、早い方で約2年、長く持った方でも約5年です。
2年というのは、バッテリーのメーカーが2年保証としているケースが多く、新品からの使用であれば最低2年は持つという目安です。5年というのは、良い使用状況で使った場合の目安です。
つまり、使用状況によってバッテリーの寿命は大きく変わるので、どのように車を使っているのかをきちんと把握して、適宜交換することがバッテリートラブルを防ぐコツです。
車は走行しているときは、オルタネーターで発電した電気を溜めて、オルタネーターから電装品に電気を送っています。そしてオルターネーターで発電した電気だけでは足りなくなったときに、バッテリーから電気を供給します。
エンジンをかけるときに回るセルモーターや、ヘッドライトなどのライト類、オーディオなど、車で使う電気は色々とあるんですよね。
バッテリーは使えば使うほど、バッテリーの性能が劣化していき、電気を溜められる量が少なくなっていくので、消耗が早くなります。
毎日、ある程度の距離を走行していて、停車する時間が短いとオルタネーターの充電効率が良くなるので、バッテリーは消耗しにくくなります。逆に、一回の走る距離が短かったり、渋滞で停車する時間が長いとバッテリーは消耗しやすくなります。
また季節によっても消耗しやすい時期があります。夏はエアコンを使用するのでバッテリーが消耗しやすく、寒い冬はエンジンをかけるときに電気量が増えるのでバッテリーは消耗しやすくなります。
1、エンジンをかけたときにセルモーターの回り方が弱々しい
2、走行中は明るく点灯していたヘッドライトが、停車したときに少し暗くなった
3、パワーウインドウの動きが悪くなった
4、ワイパーの動きが鈍くなった
5、バッテリーを2年以上使っている
そのほか、ライトなどの消し忘れや、久しぶりにエンジンをかけたときにバッテリーが上がっていたという車のバッテリーは、性能が落ちている可能性が考えられるので早めの交換が賢明です。
バッテリーを長く持たせるコツは、
ある程度長い距離を走らせて、適度に車を使い、効率よく充電させることです。
そのうえで、バッテリートラブルを未然に防ぐには、2~3年でバッテリー交換をしたほうが安心です。
車の使用状況はみなそれぞれ異なるので、車検時にお任せではなく、マイカーの健康管理は積極的に行って、ハッピードライブを楽しみましょう!
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