皆さんはどのようなきっかけでドライブに出かけますか?
写真が趣味で、絶景ポイントを探しに行ったり、おいしいものを食べることが大好きな、ビーカー副編集長のemiがドライブレポート。
今回のドライブテーマは『おいしいラーメンを求めて福島ドライブ』をお届けします
出発地は千葉県。
え?ラーメンを食べに行くだけでそんなに遠くに出かけるの? なんて笑われることもあるのですが、その目的地までの道のりを楽しんでいます。マイカードライブの醍醐味ですね。
今回の目的地は友人オススメの会津若松のラーメン屋さん。
せっかくなのでラーメン屋さん以外にも観光地を堪能しようと思い、周辺の名スポットを探しつつドライブプランを練りました。土地勘のないエリアでドライブの計画を立てる時は、Googleマップのマイプレイス機能を使うと便利ですね。
ラーメン屋さんに向かう前に訪れたのは、江戸時代の宿場の雰囲気を残した福島県南会津【大内宿】。
江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えたそうで、美しい茅葺き屋根の民家が立ち並んでいるスポット。
重要伝統的建造物郡保存地区に指定されているそうで、タイムスリップした気分が味わえます。
季節によって移り変わる景観も楽しめそう。なかでも2月には雪灯籠が沿道に並ぶ幻想的な雪祭りを開催するそうで、これは写真好きとしては要チェックです。
大型の駐車場が用意されているので車で出かけても安心ですが、大型連休の際はかなり混雑するようです。大型連休で訪れる際は、事前に周囲の交通状況をチェックした方がよさそうです。
会津の観光地を調べていると、かなり独創的な仏堂を見つけました。「会津さざえ堂」と言われる六角形のお堂で、正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」。写真だけで心を奪われた私は、実際にその姿を見てみたくなり訪れてみました。
こちらのさざえ堂、1796 (寛政8)年に建立された六角三層の建物で、国の重要文化財に指定され、日本遺産にも認定されているそうです。
その姿がさざえに似ているので「さざえ堂」と呼ばれるようになったとか。さらにこのお堂の最大のポイントは内部通路が二重らせんのスロープ構造になっている点。上りと下の動線が独立していて、参拝客がすれ違うことがない構造になっています。木造建築物としては世界に唯一のもの。
らせんスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるそうです。
是非そのらせんスロープを体感しながら巡礼したい!と思ったのですが、残念ながらこの日は中に入ることができませんでした。
お堂の周囲からそのディティールを堪能しつつ、江戸時代にこれだけの木造建築を完成させた技術力に感銘を受けました。
こちらもまた違う時期に訪れたいと思います!
福島県のご当地ラーメンと言えば「喜多方ラーメン」
今回訪れたラーメン屋さんも本格的な喜多方ラーメン屋さんという友人のオススメで訪問。
ラーメンの看板が全く出ておらず、教えてもらわないとなかなか入れないお店、その名も「古川農園」。でもお店の中は地元の方々や、常連さんと思われる方々でいっぱい。
モチモチの太麺にあっさりとしたスープが美味しいラーメンでした。
こちらもまた、リピートしたい!
今回の旅は、また時期を改めて訪問しなくては!思うスポットの連続でした。
季節が変われば、また違った楽しみができるのもドライブの醍醐味ですね。