雪道ドライブ、スタックしたら? 用意したいグッズと脱出方法


雪道って怖い? とくにビギナーの方はどきどきする瞬間。そこで今回は雪道に出かける前に雪道ドライブで起こりやすいトラブルからの脱出方法について紹介します。雪道へ出かける前にこれだけは覚えておきたい復習編です。


 

はじめてのスタック。あのときは本当にパニックになりました。

 

はじめてスタックしたのは月極駐車場から出た瞬間(笑) 東京に積もった雪。幹線道路はほぼ雪は解けていて、雪がるのは側道や日陰になっている場所。自分が停めていた駐車場は何台か車が出ているし、大丈夫だろうと過信したのが運の尽き…。

そろり、そろりと出たところ、駐車場の出入り口付近でずぼっとタイヤが深い雪につかまりスタック。最初は甘くみていて、アクセルをある程度、思い切り踏めば脱出できる!と思っていたのですがこれが大失敗。踏めば踏むほど、ふか~くはまっていきました。周辺の雪をどけても無理。

 

スタックしたときに最初に試したいコト。

 

その1、慌ててアクセルを踏むのはNG。力技では脱出できません。まずは駆動輪のタイヤの周辺の雪をどかし、押し固めます。

ゆっくりと前後に車を細かく動かします。前に進んだらすぐに後進。揺り動かすようなイメージです。

ポイントは駆動輪のタイヤをグリップさせること。

 

これでもダメだった場合は、

 

その2、駆動輪のタイヤと路面の間にフロアマットや、古いタオルなどを敷いて、車を前後に細かく動かす方法もありますが、できれば専用品がおすすめ。

カー用品店などに緊急脱出プレートが用意されているので、雪道へ行くときは車内に積んで置いたほうが安心です。

 

 

 

 

 

愛車にけん引ロープを用意ししょう!

 

実際、私が初めてスタックしたときは、けん引ロープを持っていたので、救援車(同じ駐車場に停めていた方)に引っ張ってもらいました。

引っ張っていただいた後は、そろり、そろりと元の駐車場におとなしく戻りました。そのときはスタックして動けない恐怖に心が折れて、車で出かけるのを辞めてしまいました(笑)

スタックって、本当に途方にくれます。それ以来、雪道へ出かけるときは、脱出プレート、けん引ロープは必須だなと身に染みました。

 

 

大自工業 Meltec RP-50 けん引ロープ 【車両総重量3t】

収納袋付! けん引ロープ 4.5m 耐苛重量 5tナイロンスリングベルト 両端フック付き 牽引ロープ 車 自動車 スタック

 

 

無料で利用できるロードサービスに入っているか改めて確認を!

 

雪道でスタックしてしまい、自力ではどうにもならない場合は、ロードサービスを呼ぶのが一番です。救援車がいないときはロードサービスに頼りましょう。

ここで改めて確認したいのは、自身が加入している自動車保険に雪道でのスタックに対応しているかどうか。

 

自動車保険会社によっては、雪道のスタックが対象外になっているケースがあります。

例えば・・・

A社の場合→雪道でのスタックは対象外の場合

B社の場合→雪道でノーマルタイヤでの走行時に起こったスタックは対象外

C社の場合→雪道・砂浜のスタックも無料で引き上げ可能な場合

 

と自動車保険会社によってロードサービスのメニューはkとなります。ご自身が入っている自動車保険の補償内容やロードサービスの内容を今一度、確認しておくと安心です。

基本的に自動車保険の付帯されているロードサービスは車が対象です。いっぽうで「JAF(日本自動車連盟)」は人が対象。マイカー以外、レンタカーやバイクや原付を運転していても「人」が対象なので、レスキューが可能です。

 

個人会員の場合、入会金は2000円、年間費は4000円。

●雪道でのスタック  会員無料 非会員13,130円

●バッテリー上がり  会員無料 非会員13,130円

●パンク       会員無料 非会員13,330円

●燃料切れ      会員無料 非会員16,770円

(PA/SA以外、サービスカーの通行料、燃料代別途)

 

そのほか、キーとじ込み、落輪、故障者けん引、異音・異臭などの点検作業など、さまざまなロードサービスを無料(作業内容によっては別途費用が必要)で受けることが可能です。

 

運転に自身がない方やアウトドアが好きで、雪道、砂浜など悪路に行く機会が多い方など、自身の車の使い方、付き合い方を見直して、必要なロードサービスを改めて見直すことも、雪道ドライブを安全に楽しむコツにつながると思います。

 

 

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