今回ご紹介する女性のカーオーナーは、TT8SからTTSに乗り換えたせらさん。なぜ彼女はTTに惚れて乗り換えたのか。彼女に起こった心の動きとは?
車が好きな父親の影響もあって小さいころから車が好きだったという彼女。免許を取得後はすぐにマイカーがほしかったものの、まだ当時は学生だったために、ドライブはカーシェアリングを利用してドライブを楽しんでいたそう。
「初めてカーシェアリングで借りた車は日産・ノート。奥多摩に友達3人とドライブに出かけました。初めてで山道を運転するのは緊張したけど、振り返ると楽しい思い出ですね」
初ドライブを皮切りに休日はあちらこちらへとドライブ三昧。自分で稼げるようになったら好きなマイカーを買おうと、マイカー候補を探すのも楽しいひとときだったとか。
「もともとは国産車が好きだったのでトヨタ86か、BRZかと考えていたのですが、友人と首都高をドライブしていたときに、たまたまTTが目の前を通り過ぎたんです。そしたら女性が乗っていて。それ以来、TTに乗りたい!と心が決まりました」
就職して自分でお金を貯めて頑張って手に入れた憧れのTT。迷いは一切なかったという。車好きの父には金銭的なことでは心配されたものの、TTの購入にあたっては応援してくれたそう。
「TTを所有してからはますますTTの魅力にはまりました。乗ってみると車体が軽いから女性でも運転しやすく、小回りも効くんです」
とTT熱は加速。箱根へ行ったり、河口湖や山中湖など、週末はTTとのドライブを楽しんだ。カレシも車が好きで、彼の車もアウディ。ときおり2台でツーリングデートへ行くことも。
そんなTTとのライフを楽しんでいるうちに、どんどん走りにも魅せられていき、チューンアップをしたくなっていったそう。
「はじめてのマイカーには、TT(8S)を購入したのですが、だんだんともう少しパワーがほしいなとか、足まわりもスポーティな味付けがいいなとか車のチューンアップがしたくなってきたんです」
当初、TT(8S)をベースにチューンアップすることも考えたそうですが、あれこれ費用を考えるとTTSに乗り換れば、彼女の要望が満たされることに気が付き、潔く、ハイパフォーマンスグレードのTTSに乗り換えることを決断。エンジンパワーも272馬力にパワーアップされていて、電子制御ダンパーも標準装備。エクステリアもインテリアもTTS専用のデザインが採用されているなどスポーティなモデル。満足な走りも手に入れた彼女に改めてTTSの魅力を伺った。
「まず見た目。デザインがすごく好きなんです。かっこよくもあり、ときにかわいくも見えるデザインが好き。運転のフィーリングも走らせるたびにわくわくします」
TTSを走らせるときは服装も考えるようになったそう。
「黒のボディでシートは赤なので、服装の色合いも考えるようになりました(笑) 洋服のテーマは行く場所によって変わりますね」
近ごろはリモートワークが増えたこともあり、ときに気分転換にマイカーを走らせている。ゆっくりとのんびりとクルージングするひとときは彼女にとって、最高のリフレッシュの時間。週末はもちろん、時間があれば平日でも車に乗り込みドライブへ。ふと空いたすきま時間もTTSがいれば心が満たされていく。ひとめぼれした車を所有する彼女に、車とはどんな存在ですか?と質問してみた。
「事前に質問をいただいてからずっとその問いを考えていたんですけど(笑)、趣味ともいえるし、車が無かったら、たぶん、わたしの人生はつまらないんだろうなって思います。自分が自分らしく過ごすためになくてはならない存在・・・といったらすごくありきたりな答えなんですけど、、、、でも、そんな存在です」
「洗車する時間も息抜きなんです」というせらさん。洗車グッズもいろいろと集めているそう。車と触れ合っているひとときは彼女にとって至福のひととき。
そんな幸せなマイカー生活が送れるのも、ひとめぼれした車と出会えたことがすべて。
ひとめぼれした車と出会えたら、がらっと車のある暮らしが変わります。それは大げさではなく、本当に人生が変わるほどの出会いなのだなということ、また深く実感したインタビューでした。