今回はスバルBRZを愛する女性オーナーを紹介します!
彼女がスポーツカーが欲しい!と気持ちが高まったのは、コロナで外出を控えていたときに家で見た映画『ワイルド・スピード』シリーズ。その中でインプレッサWRX STIが颯爽と駆けるシーンを見て、とりこになってしまった。
「本当にかっこいいなと惹かれてしまいました。こういう車に乗るならMT車だよねということで、AT免許の限定解除をして、そこから車を探し始めました」
もちろん最初はインプレッサを探していたものの、中古車のWRX STIの価格はワイスピの人気もあり価格が高騰。維持費なども考えて、車のかっこよさを教えてくれた憧れの車は断念。改めてどんな車に乗ろうか考えたときに候補に挙がったのがBRZだった。
「インプレッサは断念したけれど、スポーツカーには乗りたい。あれこれ探しているときに見つけたのがBRZです。そのときに初めてBRZの存在に気が付きました」
乗り物好きのお父さんとお兄さんがいたこともあり、物心ついたころからよく、車のイベントに連れて行かれたという彼女。当時は車系のイベントに行っても「何が楽しいのかな?」と思っていたそう。ところがワイルド・スピードの映画を見たことで、遅咲きながら、車の魅力に気がつく。
「車そのものへの興味は薄かったですが、以前からドライブは好きでした。最初のマイカーはN-WGN、AT車でしたが、運転はとても楽しかったです」
そして今、映画のおかげではじめて存在ごと好きになった1台と出会えた。「BRZはありそうでないボディライン、外観も気に入っています」
「軽自動車からBRZに乗り換えたので、初めて乗り込んだときは目線の低さに戸惑いました。MTの運転も乗った当初はエンスト祭り。しばらくはどうしてMT車にしてしまったのだろうと後悔したこともありました(笑)」
そんな彼女は今ではMTの運転が楽しくて仕方がないという。日常はもちろん、たとえばサクラが咲く時期には車と撮影できる良いスポットを探して、2、3時間運転して写真をとるためにドライブに行くことも。より良い写真が撮りたい気持ちも高まり、BRZのために一眼レフカメラも購入した。
「BRZに出会ってから行動範囲がぐんと広がりました」
すでにBRZは手放したくない大切な愛車。走れなくなるまでずっと乗っていたいそう。
「最初のマイカーも通勤で毎日のように乗っていたので、手放すときは泣きそうになりました。BRZと離れる日は、号泣してしまうんじゃないかな」
最後に車への愛情がとても深い彼女に、車とはどんな存在なのか伺った。
「わたしの人生を変えてくれた1台。いまとなってはBRZのいない生活が考えられないですね」
車が好きなお父さんとお兄さんが側にいたことも、彼女の下地になっていたと思いますが、きっかけは映画で見たスバル車。そこからBRZへたどり着いた彼女。彼女いわく「コロナの在宅時期に映画を見なかったらBRZには出会えなかったと思います」という言葉がとても印象的でした。
ビーカーの女性カーオーナーにも「ワイルド・スピード」を見て、スポーツカーに乗りたくなったという女性オーナーさんが少なくありません。映画に限らず、1つのきっかけが車のある暮らしの幸せを教えてくれます。まだ愛車と呼べる車に出会っていない方々は、1つのきっかけ待ちの状態なのだと思います。