今回は、初めてのマイカーにCR-Z(シーアールズィー)を選んだ20代の女性オーナーを紹介します!
彼女がホンダ車を好きになったきっかけは、14歳のとき。ツインリンクもてぎにある、ホンダコレクションホールに展示されていたインテグラタイプR(DC2)に一目ぼれし、将来、運転できる年齢になったら絶対に乗ろうと心に決めた。
18歳になったと同時にマニュアル免許を取得。そして22歳。社会人になっていよいよ憧れのインテRを購入しようと車探しを始めたものの、中古車市場で人気のインテRは、車両価格が高騰している現実を目の当たりする。
「いざ買うぞ!となったときに、本当に高くなっていて手が出せる価格帯ではなかったんです。」
いったん憧れのDC2は諦めて、いまの自分の条件に見合う車を探すことにした。条件は、下記の7項目。
・予算50~100万円
・修復歴無し
・AT、MT問わない
・前・中・後期問わない
・無限エアロ装着 ( だと嬉しい )
・走行距離10万km以下
・カラーは白
そして彼女の条件にぴったりと当てはまったのが今の愛車、ハイブリッドスポーツカーのCR-Z。ネットで見つけた翌日にはショップに行き、試乗後に購入をその場で決めた。
「走行距離は8万キロでしたが、無限のエアロ、ホイール、マフラーも装備されていて、本当に私の理想通りの車でした。」
念願の愛車を手に入れてからというもの、彼女のライフスタイルは一変。一番の違いは休日の過ごし方。
「自分の車を手に入れてからは、電車で行ける範囲がかなり限られていることに気が付きました。マイカーがあればいつでも思い立ったときに、気軽に山や海にドライブに行けます。フットワークも軽くなりました。」
もともとひとりの時間を大切にしていたという彼女にとって、ひとりドライブは至福のひととき。近頃は、車と過ごす大切な時間を記録に残したい思いが募り、写真だけでなく動画の撮影も行っている。
「車の軽さも手伝って、パワーがなくても走りがとても楽しいんです。とくにスポーツモードに入れたときのパワーのある感じが気に入っています。無限のスポーツマフラーのサウンドもお気に入りで、ハイブリッドカーらしからぬ音も楽しんでいます。」
自分で手を加えたのは、新しいタイヤへの交換とダウンサスの装着。走りがよりいっそうシャープになり、走らせる楽しみも増えたとか。
「いつかDC2も所有したいと思っています。できればCR-Zとともに、2台所有できたらうれしいです。目標ですね(笑)」
そんな彼女にとって車とはどんな存在なのか最後に伺うと、
「ちょっと恥ずかしいのですが、私にとって彼氏のような存在です。いとおしい相棒です。」
【つなさらださんの愛車】YouTubeでもご覧いただけます!
インテグラタイプRに一目ぼれしたおかげで、車が好きになった彼女は、はじめて自分で購入する相棒に、CR-Zを選んだ。CR-Zを走らせる喜びに辿りついたのも、彼女の心を最初にときめかせたインテRのおかげ。インテRを好きにならなければ、車を走らせる喜びは知らないままだったはず。それを考えると、やはり自分にとっての運命の1台と出会うことは、本当に大切な瞬間だなと実感したインタビューでした。