朝子さんのマイカーは、ジネッタG4。ナンバー付きクラシックカー系のクラスでサーキットをメインに走っている。こちらの車は、修理屋さんを営んでいるダンナ様が購入してきた車で、家にあったから、なんとなく朝子さんが乗るようになったそう。何となくでは、簡単に乗りこなせない車に思えますが、小さい頃からお兄様の影響で車が好きになった朝子さんは18歳で、マニュアル免許を取得するほどの車好き。それ以来マイカーはすべてマニュアル車で、車生活を楽しんできたので、家にあったジェネッタも難なく、ごく自然に乗れたというわけです。
レーシーな雰囲気が漂う運転席まわりですが、朝子さんが運転席に収まると、自然に見えるから不思議。「車は私にとって側にいて当たり前の存在なんです。乗らない月はないですね」と朝子さん。サーキットに走りに行くときは、ジネッタ。街乗り用には、1973年式のホンダ・ライフに乗っている。いずれも旧車を愛する生活。
全方位、人々を魅力するフォルム。朝子さんのお気に入りは後ろ姿。車は動けばなんでもいいという方もいるけれど、車はオーナー自身を表現するツールにもなるアイテム。だって、何気に、素敵な車を街で見かけると、「どんなオーナーが乗っているのだろう」と想像したりしませんか? 朝子さんとジェネッタが寄り添う様子を見て、改めて、どんな車が自分に合うのか。とことん考えてみたくなりました。みなさんも一度、自分に本当に見合う車を、想像して楽しんでみてくださいね。