今回は高校生のときにかわいい！と気に入った念願のハスラーを手に入れた女性カーオーナーを紹介します。でもこの車、マニュアル車なのです。どうして彼女はMT車を選んだのでしょうか。
彼女のご両親は車好き。小さい頃からランサーエボリューションやRX-7など、車好きの父の車でドライブに行っていたこともあり、車に対しての免疫はあった。お父さんからはランエボのラジコンをプレゼントされたこともあるそう。
「父も母も車好き。でも私は車好きになるつもりはなかったんです。ただトヨタ・ヴェルファイアで車中泊しながら、山梨や宮城など家族で旅行をするのは好きだったので、いつか運転はしてみたいなぁという気持ちはありました」
そして免許を取得するタイミングが訪れた際に、仕事の関係上、マニュアル免許を取得する必要が出てきた。
「必要に迫られてマニュアル免許証を取得しなくちゃいけなくなったんです。最初はシフトチャンジが難しくて苦労しました。でも教習所に通っているうちに、だんだんとマニュアル車の運転の楽しさにはまってしまい、卒業する頃にはマイカーを買うなら絶対にMT車にしよう！と気持ちがすっかり変わっていました」
免許取得後は、家の車、ヴェルファイアでいろんな場所に出かけてドライブを楽しみ、念願のハスラーを手に入れるために貯金に励む。そしていよいよ、車を購入するめどが立ち、高校生の頃から可愛らしい見た目と愛らしい雰囲気に惹かれたハスラーを手に入れることに成功。
「ハスラーが納車されたときは本当に感動しました。これが初めての私のマイカーなんだって」
お金が貯まるまでは、家族の車、オートマしか運転していなかっため、久しぶりのマニュアル車には緊張したそう。「ひとりでハスラーの引き取りに行ったのですが初日はすごく怖かったです」
それでも納車日から毎日ハスラーに乗り、練習したおかげで１週間が経ったころには運転にも慣れてきた。それからハスラーで遠出することが、彼女の新しい楽しみに加わる。
近ごろは毎週のように、インスタで知り合ったフォロワーさんたちとコラボレーションしているらしい。コラボとは何かを伺うと、「主に撮影会です。一緒に車の写真スポットに移動したり、撮影したり、情報を共有したりしています」
情報共有では、車の部品をどこで手に入れるのか、車をカスタムする方法など貴重な情報収集ができるそう。
「ハスラーをいろんな場所に連れて行きたいんです」
ハスラーとのドライブも楽しめ、美しいスポットでハスラーの写真もおさめることができ、仲間との情報交換もできる。彼女にとって一石二鳥、三鳥にもなる素敵な遊び方。素敵な写真撮影スポットを目指して、最高で往復1000kmも走ったことがあるそう。
「ちょっと脚がむくみますけど(笑)、移動時間も楽しいんです」
洗車も自分で愛情込めて手洗い洗車。いつしかハスラーを通して、自然に車好きにもなっていった。ときおり周囲の知人からは彼女が走っている距離を含めて「車への愛が凄すぎる！」と言われることも。それでも車好きの両親からは「今日はどこに行ったの？」と彼女の行き過ぎた車愛にも寛大・・・もとい、共感、応援してくれている。
そんな揺るぎないハスラーに愛を注ぐ彼女に貴方にとって車とは何ですか？と尋ねた。
「恋人というか、相棒です。休日はいつもハスラーと一緒です」
自分でお金を貯めて、乗りたい車を手に入れる。ましてや初めてのマイカーだったら、感動もひとしお。
単なる移動手段としてだけでなく、ハスラーは彼女をアクティブにして、いろいろな出会いを運び、素敵なスポットで撮影する楽しさも与えた。
乗る車で自分の人生にも彩りが増える。まさに相思相愛なエピソードを聞いて心がほっこり。これからも彼女とハスラーがどんな思い出を刻んでいくのか、見届けていきたくなりました♪
beecar（ビーカー）は女性のための車生活サイトです。
bee、蜂。蜂の世界は女系社会。車の世界はいまもなお、男性が中心の社会です。
当サイトは、女性が主役。より色濃く“女性”発信していきたい想いから
beeと名付けました。
そしてもうひとつ、ビーカー。ビーカーは理科の実験室で使う道具。
bee(女性の社会)+Car(車の社会)をビーカー内で混ぜ合わせることで、
素敵な化学反応を起こして、新しい女性のための車のある社会が成り立つように
想いをのせています。
