今回紹介するのはジープCJ7ラレードとMINIの2台の愛車を所有する女性オーナー。彼女が生まれる前からジープがあったというジープ一家で生まれた彼女の車物語をお届けします。
彼女のお父さんは彼女が生まれる前からジープに乗っていたそう。「母のおなかにいる頃からジープに乗っていたこともあり(笑)、ずっとジープがある家だったんです。小さい頃はジープの助手席、後部座席に乗せてもらってアウトドアを楽しむ一家でした」
それは現在も進行形。現在のお父さんの愛車はジープ(84年式CJ8スクランブラ―)、お姉さんはラングラーLJに乗っているとか。そしていよいよAkiさんの番。免許を取得しマイカー探しを始めたときに、お父さんから今の愛車を薦められ、迷わず初めてのマイカーに決めた。
お父さんが見つけてきたジープは81年式のAMCジープCJ7ラレード。5リッターV8エンジンが搭載されている。なかなか勇ましいスペックと姿かたち。「大きさもジープから見る見晴らしもずっと見慣れている風景だったので、抵抗感なくすぐに乗ることができました。車は愛知県にあったので、家族で弾丸ドライブで引き取りに行ってきました(笑)」
海沿いを走ったり山をドライブしたり、のんびりと楽しみながらジープライフを送っている。古いジープと新しいジープが集まるイベントに参加するのも好きな時間。「街で同じ車を見かけることはほとんどないのでイベントは楽しいですね。古い車なのでメンテナンスは大変なのですが、私の場合は父が昔、整備士だったのでとても助けられています」
そしてもう一台の愛車がMINI。これはお父さんが用意したビックサプライズ。
「通勤ではジープは使えないのでもう少し普段使いができる車を買わないとだめかな?と思い、あれこれ探していたときに、父が急にMINIカブリオレを購入してきてプレゼントしてくれました」
これには相当驚いたそう。でもおかげでジープとMINIと、それぞれの車生活を満喫するというとてもぜいたくでハッピーな暮らしを送っている。「遊び方が増えました。MINIの仲間とジープの仲間。車のタイプが違うので遊び方、楽しみ方が広がりました」
彼女の身長は145cm。ジープは全高が高いから降りるときはぴょんと飛び降りる。MINIは普段乗りにほどよいサイズ感。こちらも頼りになる相棒。それぞれ目的や自分の気持ちに合わせて乗り分けを楽しんでいる。そんな彼女に車とはどんな存在かを伺った。
「車が近くにないとダメなんですよね。落ち着かないんです。どこに行くにも車に乗って出かけるのが自分の生活にあった流れなので、車がない暮らしを想像できません。あって当たり前で、側にいてほしい・・・なくてはならない存在ですね」
81年CJ7ラレードとMINIのある車のある暮らし。とてもお話を聞いていて素敵でした。なかなか古い車は女性ひとりでは手に負えない部分はありますが、元整備士のお父さんがいたら鬼に金棒。近々、動画でも撮影する予定なのでみなさん、楽しみにしていてくださいね(^^♪