今回紹介するビードライバーは、久しぶりに自分のためにマイカーを選んだ女性を紹介します。素敵なパートナーこと、愛車との出会いはどんな変化があったのでしょうか。
彼女が初めて車に対して憧れの気持ちを抱いたのは、中学生の頃に見たシャネルの広告。シャネルのモデルが白いメルセデス・ベンツのカブリオレに乗っている写真を見て、その車の美しさに感動し、写真を切り抜いて下敷きに挟んだのだとか。
「いつか自分らしい車に乗りたい・・・」という淡い憧れの気持ちが芽生えつつも、彼女が本当の意味で相思相愛の車と出会うには多くの時間を要することになる。それではその始まりから紹介しましょう。
彼女の初めてのマイカーは、免許取得後、知り合いの方から譲り受けたホンダ・プレリュードから始まる。そして大学生のときに現在のご主人との出会いがあり、21歳で早くも婚約。
「婚約を機に母から新車で嫁ぎなさいと言われ、4ドアのホンダ・インテグラに乗り換えました。インテグラはそのまま花嫁道具に(笑)」
しばらくインテグラには乗っていたものの、長男、長女、次女、三女と4人の子どもに恵まれて、子育てのライフスタイルに見合う車へと変化していった。
「主人が乗る車とは別に、1台は家族全員が乗ることができるミニバン(マツダ・MPV)、もう1台は普段のお買い物などに便利な軽自動車(スズキ・ラパン)という形で臨機応変に乗り分けて2台体制で過ごしていました」
4人の子育て。それぞれ習い事も異なる。ママ家業は常にフル稼働だったそう。
「4人ともバレエを習っていたのでリハーサルや発表会の送り迎えはもちろん、それぞれピアノやバイオリンなど習い事もあり、振り返れば自分のために時間を使おうと思ったことはありませんでしたが、忙しいけれどとても充実した時間だったなと思います(笑)」
子育てがひと段落し、乗っていたスズキ・ラパンも10年選手となり、車を買い替えることになった。
「最初はグレイッシュブルーの本革シートに惹かれてマツダ3にしようと思っていたのですが、主人がクラシックミニを好きだったことを思い出し、ミニつながりでMINIを見に行きました。初めてMINIを見たときは外観はとても気に入りましたが、内装が黒でしっくりこなかった。MPVはシートも床もベージュ、ラパンは外観はミルクティベージュで、中はクリーム系の色合いで明るい内装でしたので、黒の内装は寂しいなという印象でした。
でもカタログから内装があれこれ自由に選べることがわかって、これなら自分の好みに換えられると思い、MINIに決めました」
「以前は子供たちが帰るまで家に帰らなくちゃというのが自然に身についていたのですが、今は寄り道も自由きまま。ちょっとしたお出かけも移動時間が本当に楽しいんです。空いている首都高を走るのも、新宿のビル群の灯りを横目に走るのも心地よい。時折、こんなに自由にしていていいのかな?と思うくらい、楽しんでいます。最初は主人のことを思ってMINIを選んだのですが、いまではすっかり自分の羽になってしまいました(笑)」
彼女がMINIを可愛がっている様子は子供たちにも伝わっていて長女からは「5番目の子どもにお金をかけ過ぎ(笑)」と言われるほど。
「外装は何もせずそのままで乗りたいと思っているのですが、内装は自分好みに心地よく、第二のリビングルームのようにアレンジして楽しんでいます」
久しぶりにゴルフを始めたり、MINIのオフ会に出かけたり、車との思い出を振り返られるようにインスタではMINI専用のアカウントを用意。MINIは彼女をよりアクティブにし、日々の暮らしに新しい刺激と、潤いを与えている。
「子育ては大変なこともあるけれど、それぞれ喜びや幸せを与えてくれます。それはMINIも同じ。愛情を注ぐことで、MINIは私の世界を広げてくれる。とても大切なパートナーです」
MINIと出会って、第二の車人生がはじまった彼女。何とも素敵な幕開けです。彼女が大切に育み、愛情を注ぐ姿勢は、自然に周囲にも伝わり、応援したくなる気持ちが芽生えます。
以前はインスタで自分の写真を撮ることが無かった彼女も、MINIと出会ってからは自分の写真も撮るようになったそう。より自分らしく、自然体のままで良いんだ・・・ということもMINIから教えてもらったのかもしれません。
自分にとっての最高の1台と出会うこと。
これは自身のライフスタイルにも大きな影響を及ぼすことを改めて教えてもらったインタビューでした。