物心ついた頃から動物のパンダが好きだったという彼女。欲しい物を聞かれればパンダのぬいぐるいみやパンダの絵柄がついた雑貨だったという。社会人になって自分で好きなものを買えるようになってからはますますパンダ熱は加熱。
自動車免許証を取得していよいよマイカーを購入しようと思ったときに、彼女のパンダ好きを知っている車に詳しい知人から、
「Pandaという車があるよ。」
と教えてもらったという。すぐにPandaに会いに行った。
「もう、即決でした。パンダというネーミング、車を見た瞬間のときめき。これはもう、運命の車だと思いました。」
運命の出会いを果たした最初のPandaは、2代目のPanda。通勤では毎日片道約50km、往復で100km近く走り、普段のお買い物からレジャーまでPanda2はフル稼働。2006年から大事に大事に可愛がって乗っていたものの、ミッショントラブルが起こり、修復するかそれとも買い替えかを迫られることに。
「最初は100万円をかければ直りますか?と聞いていました。」
というほど、手放したくなく落ち込んだという。
「でもお店の方から100万円かけて修復するなら新しい車を購入したほうが、普段の使い勝手を考えると最善策なのでは?と言われて自身の気持ちと折り合いをつけました。」
思い出の詰まった愛おしいPanda2とは感謝の気持ちとともに、涙のお別れをして、Panda3を迎えた。
「息子もPandaが好きなので今の3を乗り続けて、息子に譲りたいですね。」
息子さん自身も「俺のかあちゃんはパンダに乗っているだよっと、保育園で誇らしげなんだそう。
パンダ以外にもう一台、家族の車、旦那様の車としてムルティプラを所有している。じつはこちらの車も彼女が選んでいるという。
「夫は車は乗れれば何でも良いタイプなのです。だから私が次に乗りたい車であり家族で楽しめる車を選んでいます。」
Pandaが側にいることを前提としてセカンドーカーライフも満喫している。何とも素敵な車生活。
「Pandaには生涯乗り続けたいです。私のマイカーは、乗り換える選択肢がPanda一択なので、永遠にPandaは出し続けてほしいですね。」