運転が苦手、車のことよくわからない・・・。ペーパードライバーになっちゃった! そんな運転ベタだったひとりの女性が、運転ベタを克服して、ひとりドライブを楽しめるようになるまでの物語です。
大学時代、合宿免許で自動車免許証を取得。
免許取得後、実家で母の車を運転中に初の事故を経験。
しばらく車に乗るのが怖くなり、ペーパードライバーに。
就職後、運転せざる得なくなり、歯をくいしばって運転再開。
●サーキットで安全講習会初級・中級受講
再開後、駐車場から出るときにコツンと事故。2度目
首都高速道路の合流で、合流できず、周囲に迷惑をかけ涙。首都高速怖い病にかかる
(中略)
現
●ナンバー付きラリーに参戦
●ナンバー付きレースに参戦
●国際モータースポーツC級ライセンスホルダー
●趣味、ドライブ
合宿免許で自動車免許を取得した後、公道で運転がしたくてしたくてどうしようもなくなり、実家に帰った際に母がいないすきに、母の車でプチドライブに出かけました。
当時の母の車は10年落ちのマニュアル車。
行先は数キロ先にある駐車場が広いコンビニエンスストア。
家の駐車場から右折。あとはひたすら真っすぐで、道沿いにあるコンビニの駐車場に右折してパーキングに停めるだけという超簡単な道。
でもひとりで行くのは心もとなかったので弟に助手席に乗るように指示して2人で出かけました。
超簡単だったはずなのですが、家を出る前にエンスト。コンビニの駐車場に入ったところでエンスト。駐車場にバック駐車で停める余裕はまったくなく、頭から突っ込む。枠内にはおさまったけど、車は斜め。
コンビニで飲み物を買い、次は少し遠回りして家に戻ろうとルートを変更して出発したのですが、母とは違うシフトノブの操作、ハンドル操作、アクセルワークに我慢できなくなった弟が「危ない、帰ろう、危ない、やばい、帰ろう」と。
初の公道走行は本当に自動車免許を取得しているのか?というくらいお粗末なもので、私も完全自信喪失。
おかしいな、仮免の技能試験ではもっとうまく運転ができたはずなのに・・・
そういえば、自動車教習所の卒業の日だっただろうか、教官から「君たちは免許を取得すれば公道を走ることができますが、運転のレベルは最低レベル。今後よりいっそう努力が必要です。」と言われた言葉を思い出す。
公道と教習所は当然ながら違うことを思い知った初のドライブなのでした。
免許取得・ひとり・怖い なんて検索キーワードが出てきますが、私の周辺リサーチ(長年女性ドライバーにアンケート調査しています)によると、免許取得後の初ドライブで、大きく2タイプに分かれます。
●すぐに運転に慣れたよ、ひとりのほうが気楽で楽しかった♪
というタイプな人と、
●自信喪失、運転怖い
というタイプ。
この差って何なの???って当時は頭を抱えました。私は紛れもなく後者で、教習車との勝手が違うこと、合宿先で走った道との違いに戸惑いまくりでした。
それに教習所では必要最低限のコトしか学べない。基本技能、基本の交通ルールは学ぶけど、教科書に載っていない、ベテランドライバーたちの暗黙のルールがわからないのです。
周囲がみな、ベテランドライバーに見えたことも心が小さく萎縮した原因で、迷惑かけたくない、迷惑かけたくないと自身で呪いの呪文をとなえ、どんどん心は萎縮し、緊張が大きくなっていく自分と対峙していました。
このままじゃ、運転ができなくなるー、楽しいドライブ生活は? どこへ行くにも旅気分で楽しめるんじゃないの? 緊張と不安。とにかく運転しなくてはと当時は相当焦っていました。
当時は学生。なのでマイカーを都内で所有するのは難しく、帰省のたびに母の車をこっそり乗っていました。弟は最初のドライブでこりたのか、その後は断固拒否の姿勢。でもまぁ、ひとりで運転したほうがより車と向き合えるだろうと、田舎の道をあれこれルートを変えて運転の練習をしていました。
そこまではよかったのですが、、、とある日、やらかします。
母の新しい車がきて数カ月後のこと、さっそく母の新しい車で外出したら、初の事故に遭いました。
近ごろ、メディア等で高齢者の事故が多く取り上げられていますが、交通事故は高齢者だけの問題ではないんですよね。
確かに高齢者の事故は多いですが、免許を取得したての若者の事故も多いのです。
とくに免許取得したばかりの方や普段あまり運転しない方は、運転技術はもとより、経験を重ねていくうえで身についていく、周囲の情報を収集する能力が低いためと考えられます。
かくゆう私も周囲の情報収集、あらゆる方向で危険を察する能力が全くもってかけていたので事故に巻き込まれました。
事故直後は、一瞬茫然となり、事後後は体の震えがしばらく止まりませんでした。
初めての交通事故の内容、事故後の対応については次回にまとめます。
女性が等身大で本音が言える、女性の胸の内を聞く事ができる、女性のためのクルマ生活情報をお届けしていく予定です。女性には女性ならではの視点があって、クルマの楽しみ方、付き合い方があります。等身大の女性流クルマ生活の遊び方、楽しみ方を発見し合って、楽しみましょう!