私自身、女性のための車生活のコンテンツ制作をしている。
コンテンツとひとことに言ってもそれはさまざまで、
雑誌、フリーペーパーの制作からWEBマガジンの立ち上げから制作といったスタンダードのものから、カー用品のブレスト会議、女性ドライバーを集めたヒヤリング、座談会の実施、女性ドライバーのためのイベント、
変わったところでいうと、
ディーラーやカー用品店で、女性のためのドライブグッズコーナーを作ったり、
女性向けにドライブ疲れを癒すためのビューティストレッチの監修、提供なども行っている。
車という工業製品。
どう楽しめば、女性の生活と密着するのか?
その解答はひとつには全く絞れない。
いまだに、女性と車はこうすれば女性が幸せになれるとか、こうしたら女性は楽しめるといった答えが明確ではない。
でもン十年、女性のための車生活コンテンツを作り続けてきた思うことは、
車という工業製品は、ハンドルを握る女性のライフスタイルに寄り添っているかどうかということは、とても大切だということをしみじみ思う。
そして個人的に、信じて疑わない、明確な答えを持っている。
それは、
女性と車は相性が良いということ。
車はきちんとコミュニケーションがとれて乗りこなせさえすれば、
女性の感性に見合う素敵な“自由”を与えてくれる乗り物。
だから女性ドライバーのみなさんには1台の車と自分自身をぶつけてとことん向き合ってほしい。
車は一歩間違えれば大きな事故につながるので、怖い乗り物になる。
事故を起こすかもしれない恐怖と、
自分の運転で周囲に迷惑をかけてしまうかもしれない恐怖がある。
そんな恐怖が大きく先に膨らんでしまうと、もうその恐怖に打ち勝つことができなくなって、運転するのが怖い病になってしまう。
でもその恐怖に打ち勝った先には、女性の感性を潤わせ、大人な女子力を鍛えてくれる幸せが訪れる。
女性ドライバーのみなさんには、ぜひ、恐怖に打ち勝って、
車が与えてくれる素敵な自由を多いに満喫してもらいたいと思っている。
beecar編集長/ゆるトレ・瞑想講師/カーライフアドバイザー
出版社を経て独立。独立後は女性誌、ブライダル誌で企画編集に携わる。女性のための車生活マガジンの編集長を経てオフィスタマ株式会社設立。車、女性、生活、健康を軸にアドバイザー、記者、セミナー講師を務める。
【資格】自動車競技国際C級ライセンス/チャイルドシート指導員