よく「運転すると性格が変わる」なんて言葉を耳にしませんか? 運転すると怒りっぽくなる、運転するといじわるになる……。それは運転に限ったことだからと見過ごすのは少し待って。実は行動心理学の世界では、運転は、本性が出やすいという見解があります。色々なルールがあって、様々な判断が問われる運転は、その人の性格が判断できる部分があるのです。ドライブデートは、彼の性格を分析する絶好の機会です。
人が通りの中央を歩いていた、前の車が青信号になったのにすぐに発進しない。クラクションは話さない車の声でもあるので、注意喚起したいときは仕方がないのですが、中には隣で見ていて「ここでクラクションを鳴らす?」と疑問に思う場面に遭遇することがあります。少しの待つゆとりもなく、イライラした気持ちを吐き出すかのようにクラクションを鳴らす人は、見ていても気持ちがいいものではありません。気が短い、短気な性格の持ち主の可能性があります。
助手席に座っていると、ガクっと前に、後ろに体が前後するような、アクセルペダルの操作をする人がいます。車を停めるときも、体が前後に揺れる。初めてのドライブデートで緊張しているのならまだしも、ペダル操作を足でスイッチのON、OFFするかのように素早く切り替えて、踏む&離す!を繰り返し運転するドライバー。女性を隣に乗せているのにそんな雑なペダル操作をする人は、女性を優しく扱うことがヘタな人の可能性が。一見優しく見えても、付き合い始めると、彼が思う優しさと、彼女が思う優しさにズレが生じることがありそうです。
例えば、車線変更。うまくできず、いつまでたってもタイミンを逃し、モタモタしてしまう運転をする方もいるかもしれません。そんなときに、落ち込んでしまったり、その後無口になってしまう男性がいたら、少し、幼さがある男性かも。運転技量は人それぞれ。もちろん、初めてのデートなら緊張している可能性もあります。でも、うまく運転できなかったことに対していつまでも引きずるタイプの方は、メンタル面も少し細いタイプかもしれません。
道を絶対に譲らないドライバーがいます。逆に譲るドライバーがいます。譲らないドライバーは俺様主義の可能性大。譲るドライバーは周囲に気配りできる人。でも譲らなくてもいいときでも譲ってしまう方は、優柔不断疑惑ありです。
横断歩道は歩行者優先。横断歩道の手前で人が渡ろうとしているのが見えたら、スピードを落としていつでも停止できる速度で通過することは交通ルールでも定められています。なのに、横断歩道の手前で人よりも先に通過しようとアクセルペダルを踏む人もいます。そんな人は、自分勝手で、大人の品格も欠如していると判断していいかもしれません。スピードを落として、歩行者に常に優しい運転をする方は当たり前のことをしているだけですが、当たり前のことを当たり前にこなせる人は、スマートで大人な男性ですね。
女性が等身大で本音が言える、女性の胸の内を聞く事ができる、女性のためのクルマ生活情報をお届けしていく予定です。女性には女性ならではの視点があって、クルマの楽しみ方、付き合い方があります。等身大の女性流クルマ生活の遊び方、楽しみ方を発見し合って、楽しみましょう!