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【千葉特派員 emi】穴場なフォトスポット 飯高寺

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千葉県の特派員emiです。

新型コロナウィルスの影響で、遠出が難しい日が続き、歯がゆい思いをしているドライブ好きの皆さんは多いですよね。私のその中の一人です。
今までは時間を作っては、県外に飛び出してドライブを楽しんでいましたが、現在はなかなか難しい日々。最近は息抜きに比較的近い場所へドライブの計画を立てるようにしました。

意外と身近な場所にも、ここはカメラを持って行きたい、とかカフェがこんな場所にあったんだ、とか新しい発見が沢山ありました。

今日はそんなきっかけで見つけたスポットの一つ、「飯高寺（はんこうじ）」をご紹介します。

 

自然豊かな匝瑳市にある僧侶の学問所

千葉県北部にある匝瑳市（そうさし）という場所にあります。
匝瑳市は日本一読みにくい漢字と言われている市（笑）。
田んぼが広がり、海にも面しているとてものどかな土地です。

そんなエリアにある飯高寺は僧侶の教育と宗学を研究し、極めることを目的として開設された「学問所」としての建物だそうです。
別名「飯高檀林（いいだかだんりん）」とも呼ばれており、「檀林」とは仏教の学問所を意味するそうです。現在でいう大学のような場所とのこと。

境内全体はうっそうとした杉林に囲まれ、その空間が神秘的で魅力的なんです。

 

圧巻の杉並木、現実離れした空間に感動

大きな駐車場を完備。狭い場所への駐車が苦手な方でも安心を！

駐車場から少し歩くと、門へ伸びる階段が出てきます。

総門をくぐると、違う世界に入ったようなそんな気分になります。大げさな表現じゃなく、本当にそんな気分になるんです。テンションが一気に上がります。

木々がそよぐ音、鳥の鳴き声、立ち並ぶ迫力ある杉並木。美しく神秘的な世界が広がっています。

 

街中の喧騒を離れ、とても静粛で緑深く、深刻呼吸したくなる場所です。
巨大な杉の存在が歴史の重みを感じさせてくれます。

 

地元の方が散歩をしたり、近隣の方が観光で散策していましたが、絶えず観光客が行き交うような賑やかな場所ではなく、知る人ぞ知るというような静かなスポット。
フォトスポットには最適です。晴れの日、雨の日、紅葉の季節など色々なシーンを収めたくなります。

参道を奥に進んでいくと、お堂や鐘楼などが見えてきます。
講堂・鐘楼・鼓楼・総門は、昭和55年に国の重要文化財に指定されている建物だそうです。俳壇当時から保管されているそうで、とても趣ある建物。

歴史ドラマファンならご存知かもしれませんが、この場所は大河ドラマのロケ地などにも使われてるそうです。確かに納得。現代の文明を忘れさせる景色が広がります。

境内全体は県指定史跡に指定されているそうです。

うっそうとした林の中ですが、参道も建物もすごくきれいです。
講堂は圧倒的スケール。

 

とても素敵な場所なのですが、ちょっとした注意が必要なの部分も。
杉林を入り込んだ場所にあるので、人通りが多くありません。（時間帯によっては観光客や散歩をされている方などもいるかもしれませんが）暗い時間帯に女性で一人訪れるのは、少し危ないかもしれません。明るい時間に訪れることをおすすめします。

今回私は「飯高寺」しか訪れなかったのですが、匝瑳市の情報によると、ハイキングのモデルコースが紹介されていました。

山桜や巨大な椎木など、見どころがあるようです。
完全に見逃していました。次回、またリベンジしてハイキングコースを巡りたいと思います。

周辺にはカフェも点在

飯高寺の周辺は、昔ながらの農家が立ち並ぶのどかなエリアなのですが、少し車を走らせれば、カフェやご飯どころも色々あります。

こんな時はやはりGoogle MAPが頼もしい存在。
行き当たりばったりでも、Google mapがあれば即席ドライブルートが作れますもんね。

 

コーヒーをいただきたかったので、コーヒーとスイーツがいただける「案山子」というカフェを訪問。
知らない土地をナビ頼りで目的地に到着すると、なんともいえない達成感ってありますよね。
私はこの達成感が好きで、観光情報に頼らないドライブにハマっています。

美味しいカフェオレと手作りスイーツを堪能し、ドライブを締めくくりました。

 

地元観光の魅力を発見

有名な観光地とはちょっと違う、静かなスポットのドライブになりました。
普段は何気なく通過する身近な場所なのですが、こんな素敵なスポットがあったなんて！という感じでした。

観光誌に掲載されていなくても、魅力のあるスポットって実は沢山あるんですよね。
遠方への自粛は、そんな地元の魅力を探すきっかけになりそうです。

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