天然のマイナスイオン『水』を巡る。滝巡り編
源頼朝も訪れた滝
静岡県富士宮市にある「陣馬の滝(じんばのたき)」。五斗目木川(ごとめきがわ)にかかる滝。鎌倉幕府の初代征夷大将軍である源頼朝が行った、富士の巻狩りの際に滝の近くに一夜の陣を構えたことから陣馬の滝と呼ばれています。源頼朝が陣をつくった際に、滝つぼから太鼓の音色が聞こえてきたそうです。滝つぼの中を調べてみると、中心が空洞となった太鼓のような石を発見。この石は「太鼓岩」と名付けられ、滝の近くにある遠照寺に置かれています。また毎年8月には地元有志によって「陣馬の滝まつり」が開催されています。
自然がつくる空間で自分と向き合う
富士山の湧き水が溶岩層からわき出した滝。四季折々の風景にやさしく溶け合うように流れ落ちる水音は、いつ行っても五感に潤いを与えてくれる。滝の近くまで浅瀬で歩くことも可能。夏はちゃぷちゃぷと水に足を入れて涼むのも心地よい。滝の近くの遊歩道にはベンチも用意されている。自然に囲まれた中で滝の音を聞きながら過ごす時間は、自分に優しくなることができる時間。
駐車場、交通アクセス
駐車場は滝の近くにあり、25台程度停められる広さ。駐車場から滝までは徒歩約5分。首都圏からは中央自動車道河口湖インターで降り、国道139号線へ進む。河口湖インターから車で約40分。