雪道ビギナーの方から久しぶりに雪道へ車で出かける方に向けて、改めてこれだけは必ずやっておきたい、雪道を安全にドライブするための準備についてご紹介します。
目次
雪道ドライブを安全に行くための秘訣。まずはタイヤとタイヤチェーン
数年ぶりに雪道ドライブに行こうと思うと、うっかり忘れていることがいろいろとあります。行く前は過信せず、改めて雪道復習が大事!(と忘れっぽい私は思う)
まず、車側の準備で欠かせないのがタイヤ。
スタッドレスタイヤに履き替えること、タイヤチェーンを用意すること。スタッドレスタイヤを履いていても、タイヤチェーンの規制対象区間ではチェーン装着が義務付けされているので、タイヤチェーンを装着していない車は通行ができません。
●スタッドレスタイヤに履き替える
●タイヤチェーンを用意すること
タイヤチェーン・・・。いざというときには本当に必要。大雪の際に動けなくなった車は8割以上がチェーン未装着車です。降りしきる雪の中で、立ち往生を避けるためにもタイヤチェーンの携行は大切です。
またスタッドレスタイヤも磨耗していたり、劣化しているタイヤでは滑り止め効果は発揮しません。保管状態によっては劣化もかなり進行している場合もあるので、劣化具合もチェックしましょう!
ウインドウォッシャー液は寒冷地仕様ですか?
ウインドウウィッシャー液は氷点下でも凍らない寒冷地仕様が販売されているので寒冷地仕様を選びましょう。また冷却水も凍りつく場合があります。
冷却水は寒冷地でも凍らないように添加剤が入っていますが、劣化していたり、冷却液が無くなった際に水で補充した場合は、凍結の恐れがあります。寒冷地に行く前に冷却液のチェックも合わせて行っておくと安心です。
低温により電圧が下がりやすいバッテリーの点検を!
気温が低いと、バッテリーの電圧が下がりやすくエンジンのかかりも悪くなりがち。長期間使っているバッテリーは劣化している可能性もあるので、雪道ドライブ前はバッテリーの電圧チェックをしましょう。雪の地域に行かなくても寒い時期はバッテリーは上がりやすいので、冬場はバッテリーの点検はしておいたほうが安心です。
とくにエンジンをかけたときに一瞬、間がある、かかりや悪いと感じたら要チェック。
雪道に持って行きたいアイテムとまとめ
●車に積もった雪をとる道具
スコップやアイスクレーバー(霜とり用)があると便利。冬場は積みっぱなしでも良いアイテムです。
●解氷スプレー
氷、霜とりスプレー。雪道に行く日にあると便利。
●長靴もあると便利(防寒具)
ウインターシーズンだけでなく、オールシーズン車内に積んでおきたいアイテム!
●万が一のバッテリー上がりにそなえてブースターケーブル
寒い雪の中で立ち往生して困るのがバッテリー上がり。バッテリートラブルにそなえてブースターケーブルまたは、自力で復活できるジャンプスターターを用意しておくと安心です。
●作業用手袋
雪の中で作業するときは厚手の軍手があると便利です。
●けん引ロープ
通年アイテムとして車内に用意してきましょう!
●懐中電灯
夜の作業にはあると役立ちます。車内に1つは防災グッズとしても準備しておきたいアイテムです。手動発電タイプなら電池切れの心配なしですね。
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●三角停止板
事故などで車を道路上に緊急停止する場合に必要になるのが、停止表示器材です。とくに高速道路で緊急停止が必要な場合は、表示することが義務。表示しなかった場合は「故障車両表示義務違反」になります。違反点数は1点、反則金は普通車の場合6000円です。
●緊急脱出用ヘルパー
雪道でタイヤが雪に埋まってスタッグしたときに、あると便利なのがカー用品店などで売っている脱出プレート。雪の多い地域に行く際は用意しておくと安心。また砂浜などに埋まった際にも使えるので、アウトドアが好きな方にとっては通年アイテムだと思います。
雪道に行く前のおさらい!