楽しいドライブのひととき。でも突然の頭痛に悩まされること、ありませんか? 運転しているときに起る頭痛は、ストレスや緊張によりものが多いそう。そこで、頭痛を和らげる方法をお伝えしましょう。
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運転ストレスも頭痛が起る原因
頭痛は「一時性頭痛」と「二次性頭痛」の大きく2つに分かれています。一次性頭痛は、ストレスや長時間同じ姿勢が続くことで起こる緊張型頭痛と、頭の一部がずきずき痛む片頭痛といったもの。二次性頭痛は、病気などが原因で起こる頭痛です。
一般的な頭痛は、緊張型頭痛、片頭痛に属する一次性頭痛のことをさします。運転による緊張や渋滞のストレス、同じ姿勢が長時間続く、目を酷使するなどが原因で頭痛が起ることがあります。
その他にも、寝不足や日々のお疲れ、低気圧といった天候の変化、女性の場合は生理周期などが原因で頭痛は起ります。
頭痛が起ったときの対策法
片頭痛の場合
片頭痛の特徴は頭の一部がずきずきと脈打つような痛み。頭痛以外にも吐き気なども伴うことがあり、光やにおい、気圧の変化にも敏感です。
片頭痛が起ったときは、冷たいタオルで痛む場所を冷やして、静かな場所で少し横になるのがおすすめ。運転は無理せず、休憩をとることをおすすめします。
緊張型頭痛の場合
緊張型頭痛の特徴は、頭全体をぎゅっと締め付けられるような痛み。同じ姿勢が長時間続いたときに起りやすい頭痛です。
緊張型頭痛が起ったときは、軽く優しいストレッチを行いましょう。
①息を吸いながら両肩を耳たぶに近づけて息を吐きながらゆっくりと肩を下げる動きを5、6回。
②息を吸いながら背筋を伸ばして、息を吐きながら頭を右に倒す。肩から首にかけての筋肉を伸ばします。強度を強めたいときは右手を頭の上に置き、手の重みでより肩から首にかけての筋肉を伸ばします。約30秒キープ。息を吸いながら元の位置に戻って、反対側も同様に。
③息を吸いながら背筋を伸ばして、息を吐きながら右斜め前に頭を倒します。約30秒キープ。もう少し伸びを強めたい方は、右手を頭の上に置きます。息を吸いながら元の位置に戻り、息を吐きながら左斜め前に頭を倒します。約30秒キープ。
④両肩を回します。前から後ろ回しを5,6回、後ろから前まわしを5,6回。
頭痛を和らげるツボ押しですっきりさせよう
頭のてっぺんには百会(ひゃくえ)というツボがあります。指の腹で心地よい強さで押してほぐします。
首の後ろ、髪の生え際にもツボがあります。指の腹で押してほぐします。
耳の後ろにある骨の膨らみの下、指1本後ろ側にもツボがあります。指の腹で心地よい強さで押してほぐします。
寝不足、空腹時などにも頭痛が起きやすいのでドライブ前はしっかりと睡眠をとって、栄養補給も忘れずに。小休止をこまめにとってリラックスタイムを設けることも頭痛回避、緩和の秘訣です。
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