車の横に立ったとき、美しい姿勢で立つとよりいっそう、ドライバーが素敵に見えます。綺麗な姿勢は見た目の美しさだけでなく、綺麗な立ち方をマスターすると、じつは、痩せやすい身体にも導かれます。自分でも気が付かないうちにダイエット効果が得られる、美しく綺麗な姿勢の作り方をお教えしましょう!
インナーマッスルの活用
すっと背筋が伸びた美しい姿勢、憧れますよね! 『綺麗に真っ直ぐ立つ』ということはインナーマッスルをも活用しています。わたしたちの身体の1日のエネルギー消費のうち70%が基礎代謝(インナーマッスルの活動により消費される生命維持の為に最低限必要なエネルギー)、残り30%が意識的な運動(アウターマッスルを使った有酸素運動など)で消費すると言われます。“週一回のトレーニングよりも毎日の良い姿勢”を手に入れることのほうが、インナーマッスルをフル活用出来るのです。つまり綺麗な立ち方をマスターすれば、知らず知らずのうちに基礎代謝が向上して痩せるカラダに。さらにインナーマッスルが鍛えられることで、肩こりや腰痛の解消にもつながります。
綺麗な姿勢の作り方
良い姿勢作りはまず土台から! 足の裏でしっかりと床を踏み、安定した土台を作りましょう。その土台を踏む力と反発して背骨を引き上げるように意識します。次に内腿の筋肉を使って脚を寄せ合うように立ちましょう。O脚の改善にもつながり、真っ直ぐすらっと伸びる脚を作ります。そして次に大切なのが尾骨! お腹の力が抜けてしまうと、尾骨が後ろに反ったり、骨盤が前傾して姿勢が悪くなります。尾骨を地面のほうに伸ばすように意識をし、下腹部は真上に引き上げます。骨盤が真っ直ぐ立つようになるとお腹まわりのインナーマッスルがしっかりと使えるようになります。お次は上半身。胸は引き上げ、肩は下げる!
身体が緊張するとどうしても肩が上がりやすくなるので、息をゆっくり吐きながら肩の力を抜き、肩甲骨を背骨に軽く寄せ合いながら肩を下げていきましょう。
地味だけど毎日の積み重ねが大事!
最後の仕上げ、重要なのは頭頂と目線! 頭頂に糸が付いていて、天井から糸で引き上げられているようなイメージをしてみましょう。自然と首が伸び、頭が高い位置でキープされます。目線は真っ直ぐ正面を見る高さにキープ。顎が上がり過ぎたり、引き過ぎないように注意しましょう。最初は慣れなくて難しいかもしれませんが、土台からひとつひとつていねいに意識をし、毎日、立ち姿を練習することで身体が自然と覚えてくれます!自身の健康美やインナーマッスルが鍛えられるだけでなく、「綺麗な姿勢」は見る人にも明るく凛とした印象を与えます。ぜひ日々の練習で美しさを手に入れてくださいね!