ロングドライブ、長距離での運転後、すごく疲れる人と、あまり疲れを感じない人と分かれませんか? その違いを深堀したら、疲れやすい人にはとある特徴がありました。疲れやすい体から疲れにくい体になるコツをお届けします
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今から、みなさんもいっしょにマイカーに乗っているところを想像してもらいたいのですが、車のシートに座り、シート調整をし、ドライビングポジションをとったときの自分のカラダの様子をイメージしてください。
肩さきは前に出て、少し猫背になり、
骨盤は後傾した状態になりますよね。
運転時の状態は、どうしても骨盤が後傾して、腰回りが丸まります
通常は骨盤は前傾している状態。
脚のつけ根、お尻の坐骨2点に体重を乗せるようにして骨盤を立てて座ると、骨盤が正しい位置にきて、背中がまっすぐになります。
本来、骨盤は少し前傾しているのが正しい状態なのですが、車のシートに座るとどうしても骨盤は後傾して、肩先(肩関節)が前に出て猫背になります。
ロングドライブ、長時間の運転が続くと、腰がだるくなってきたり、痛くなってくるのは正しい姿勢が作れずに腰回りに負荷がかかるからなんですよね。
つまり、誰もが同じ姿勢で、長距離運転、長い時間車内に閉じ込められた状態になると、肩がこったり、腰が痛くなったりするわけです。
でもここで分かれ道。
すごく疲れる人と、疲れにくい人。この違いは何でしょうか?
さて、さっそくですが、運転で疲れやすい人と、疲れにくい人との差は、正しい運転姿勢ができているかどうかが分かれ道になります!
まずは、正しい運転姿勢の復習
☑お尻はシートに深く腰をかけています?
☑腰とシートの間にすきまはできていませんか?
☑シートの背は倒し過ぎになっていませんか?
☑ハンドルの上部を両手を持ったときに肘は曲がっていますか?
☑ペダルを踏み込んだときに、膝は伸びきっていませんか?
△運転疲れしやすい人の2つの特徴
・シートの背を倒し過ぎている
・腰とシートの間にすきまができている
◎運転疲れしにくい人の特徴
・シートの背は立ち気味
・腰とシートの間にすきまがない
正しい運転姿勢は、腰痛予防にもつながります。シートの背を倒し過ぎていると、ますます腰に負担がかかる姿勢になるんですよね。
またシートと腰の間が空いているのも腰回りに負担がかかりやすくなります。
シートと腰の間に隙間ができてしまう方は、すきまを埋める小さいクッション等を入れるとだいぶ、腰回りがラクになります。また腰痛予防には、少し、シートを立て気味にするのもポイントです。
正しく運転姿勢がとれていないと、運転操作も遅れが生じます。だまされたと思って、1度、正しい運転姿勢で、ロングドライブに行ってみてください。
体はラクになりますし、運転が断然しやすくなるはずです。
ロングドライブ、長距離運転だけでなく、運転時間が1時間半を超えたら、小休止でストレッチをおすすめします。
肩関節は前に引っ張られているので、肩こり、背中のこりは起こりやすくなっていますし、腰回りもお疲れがたまっています。
また運転中は呼吸が浅くなりがちなので、体は酸素不足から血の巡りも悪くなっているので、首こり、肩こり、腰痛、脚のむくみ、目の疲れなど、知らず知らずのうちに、疲れが溜まっているんですよね。
小休止では、大股で歩いてみたり、深呼吸だけでもOK。伸びをしたり、首や肩をまわしたり。簡単なストレッチを行うだけでも、すっきりしてくるはずです。
こまめな小休止を取り入れて、安全に、心地よく、車との移動時間を楽しんくださいね!
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