近ごろ、健康法として取り上げられて話題になっている「白湯(さゆ)」を飲むこともアユールヴェータの処方箋。改めてアユールヴェータ的、正しい白湯の作り方と飲み方を紹介。
アユールヴェータという言葉を耳にしたことはありますか? 日本での一般的なイメージは、オイルマッサージが頭に思い浮かぶかもしれませんが、アユールヴェータはインドの伝統医学。インドには学ぶ大学もあります。その歴史は古く紀元前5~6世紀から誕生したもので、驚くべきことは、最新医療の機器が無い時代に現代に通じる知識や理論がすでにあったこと。アユールヴェータの着眼点や処方は、私たちが本来持っている身体と心の健康を最大限に引き出すための智慧ばかりです。それこそ顔の洗い方から歯の磨き方、うがいの仕方から、人々の体質別に何を食べ、何を飲んだらいいかという食事方法まで、私たちが生活するために必要な方法が綴られています。
近ごろ、健康法として取り上げられて話題になっている「白湯(さゆ)」を飲むこともアユールヴェータの処方箋。アユールヴェータでは、白湯は消化力を上げる効果や老廃物の排泄を促す働きがあるとされ、不要なものを貯め込まないことから便秘の改善や体重が減る、むくみが消えたなどの効果があるとされている。アユールヴェータではいう白湯は、煮詰めたもののほうがより作用が高いとされている。それでは改めてここでアユールヴェータ的、正しい白湯の作り方と飲み方を紹介しよう。
作り方は簡単。1ℓの水をやかんに入れた場合、500mℓになるまでフタをせずに煮詰める。煮詰めた白湯のほうが、ほんのり甘みがあって柔らかく、消化にも良いとされている。保温のポットに入れてお茶変わりに少しずつ時間をかけて飲むのが理想的。朝は朝食前にゆっくりといただく。日中は休憩時間や食事の際に。そして眠りにつく前のリラックスタイムにも。一日、ゆっくりと時間をかけて飲むことで、消化の助けになります。
色々な効果があると言われている白湯。他の飲み物から白湯に替えることで内臓への負担が和らぐので、消化力がアップして、腸内のデトックス効果を感じた人もいる。腸内環境が良くなることで便秘改善につながり、その結果、体重が減り、ダイエット効果を感じる人もいる。また老廃物がスムーズに流れることで、肌荒れが治って美肌効果を実感したかたもいるだろう。誰でも簡単に試せるのも「白湯処方」魅力。まずは気軽にトライ。そしてどうせ始めるなら正しい白湯の作り方を実践して白湯生活をスタートさせてみよう。もうひとつアドバイスを加えるなら、3カ月は毎日続けてみてくださいね。継続も力なりですよ!
女性が等身大で本音が言える、女性の胸の内を聞く事ができる、女性のためのクルマ生活情報をお届けしていく予定です。女性には女性ならではの視点があって、クルマの楽しみ方、付き合い方があります。等身大の女性流クルマ生活の遊び方、楽しみ方を発見し合って、楽しみましょう!