女性のための車生活マガジン【beecar(ビーカー)】

ドライブ中の日焼け対策!夏のドライブは積極的な紫外線対策が必要です

日焼け止めクリームを塗っているのに日焼けしていまう……そんな声が聞こえてくる季節。ことしこそ日焼けしたくない!紫外線から肌を守りたい!という女性ドライバーのみなさんに、日焼け対策をお届けします


日焼け止めクリームを塗ったのに

日焼けしてしまいます!

 

日差しが強くなってくると気になるのが日焼け。ことしこそ日焼けをせずい過ごしたい!と思っている女性ドライバーのみなさんは少なくないのでは?

毎年、女性のドライバーのみなさんから声が大きくなるお悩みが「日焼け止めクリームを塗っているのに日焼けする!」というお悩みです。かくゆう、ビーカー編集部のスタッフもそう。車の撮影は屋外が中心なので、すぐに日焼けしてしまいます。

日焼け止めクリームを塗っても効果がないと言っている方の主な原因は、日焼け止めクリームの塗り直しをこまめに行っていないこと。塗っても汗で流れることもあるので、夏場はこまめに塗り直すことが大切です。

改めて日焼け止めクリームの表示されている紫外線防止効果の指標を復習しましょう。

日焼け止めクリームは、SPFとPA表示がされています。SPFは紫外線UV-Bをブロックし、PAは紫外線UV-Aをブロックします。SPF1で、約20分間、紫外線が防げるといわれています。PAは「+」、「++」、「+++」の3段階で表示されています。+が多いほど効果が高くなります。

 

気が付かないうちに日焼けする

UV-Aから肌を守ろう!

 

紫外線には波長の長いUV-A、中波長のUV-B、短波長のUV-Cに分けられています。紫外線UV-Aは、長時間日差しに浴びていても肌はヒリヒリしないので気が付きにくい紫外線ですが、透過性が高いので、肌の奥、真皮内部まで入り込み、皮膚の弾力を失わせて、シワ、たるみの原因になる紫外線。UV-Bは真皮までは到達しませんが、肌を赤く炎症させたり、肌を黒くする原因に。UV-Cはオゾン層に遮られているので地表には届かないので(近年、オゾン層破壊が問題となっていますがここでは割愛します)、注意したい紫外線はUV-AとUV-Bです。

 

SPF50、PA+++ の高い数値の日焼け止めクリームをたっぷり塗ったから大丈夫!! ではなく、SPFの数値に関わらず、2、3時間置きに塗り直すことが日焼け対策のポイントです。

 

車内で右腕が日焼けします!

車内の日焼け、紫外線を防ごう!!

 

女性ドライバーの悩みのひとつが、右腕だけ日焼けしてしまうという、車内の日焼けです。フロントガラスは、ぶつかったときのガラス飛散防止も兼ねて、2枚のガラスの間に中間膜を挟み、合わせガラスにすることが義務付けられているので、近ごろの車はUVカット率99%になっています。

でもフロントのドアガラス、とくに後部座席のリヤガラス、リヤのドアガラスはUVカット率99%の車はまだ少ないのが現状。実際、「右腕が日焼けしてしまう」という方の車は、UVカット率が低いはずです。

となると、日焼け対策は必須。

日焼け止めクリームとあわせて準備したいのがUVカット機能がついたパーカーなどの衣類で紫外線をカットする方法。夏用パーカーを着るのも暑い方には、アームカバーがおすすめです。夏場は車内にアームカバーを用意しておくと忘れないので便利。

もうひとつ用意したいのがUVカット99%のメガネまたはサングラス。目から入った紫外線からも日焼けします。夏はつい色の濃いサングラスを選びがちですが、色の濃いサングラスをかけると、瞳孔が開きより紫外線を目に吸収します。色の薄いUVカット効果のあるメガネかサングラスがおすすめです。

車から出たら、帽子と日傘を用意。日傘は晴雨兼用のものを車内に1本、用意しておくと安心です。

車内では日焼けしない!! そんな目標を掲げて、ことしの夏はドライブを楽しみましょう!