渋滞中の車内、特に夏は、エコノミークラス症候群&脱水症状になりやすい環境が揃っています。渋滞時はトイレの回数を減らすために水分を控える方もいますが、乾燥している車内では汗をかいているのにすぐに乾いてしまうので気が付かず、かくれ脱水症状になっている可能性も。健やかにお出かけを楽しむためにも、注意が必要です。
エコノミークラス症候群が起こりやすい環境
渋滞中の車内はエコノミークラス症候群が起こりやすい環境が揃っています。同じ姿勢が続くこと、車内の乾燥、とくに体内の水分が失われやすい夏。そうなると血液がドロドロになり血栓ができやすい状態になります。
- 対策は適宜水分を補給すること。
- 車内の空気を入れ替える
- 小休止では体を動かすこと
助手席、後部座席に座っている方は、出来る範囲で足首を動かしたり、かかとを上げたり降ろしたりしてふくらはぎの筋肉を動かし、血の巡りをよくすることが大切です。
かくれ脱水症状に注意を
乾燥した車内では汗をかいたことに気が付きにくく、また渋滞中の車内ではトイレを控えるために水分をとることを控えがち。気が付かないうちにかくれ脱水症状になりやすい環境が揃っています。体がだるくなってきた、頭が痛くなってきたなど症状が出てからでは遅いのが脱水症状。夏のお出かけの際は、小休止を積極的にとれるようにドライブプランに組み込むことが大切です。水分はスポーツドリンクや経口補水液など、素早く体に水分を補給できる飲み物がおすすめです。
- 1時間半に一度は休憩をとり、体を動かそう
- 適切な水分補給、経口補水液を用意しよう