手が乾燥しきって、かさかさに。乾燥は手が老ける原因にも。さらに放置しておくと手がひりひりしてきたり、かゆみも発生。乾燥が強くなる冬が来る前に手荒れ対策を考えたいですね。
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家事、洗車、コロナウイルス感染対策の手洗い、手指の消毒が加速させる手荒れ
車内の掃除、ホイールのお掃除、洗車。べつに車の掃除や洗車は毎日やることではないので、それが原因ではないのだけど、近ごろ洗車するときや、食器を洗うときに手の表面がぴりぴりするようになりました。
さらにコロナウイルス感染対策のこまめな手洗いや、お店に入るたびに店先で行う手指の消毒も、手がぴりぴりするのでちょっと躊躇しながらやっています・・・
このように手荒れが気になっているかたはわたしだけではないですよね?
手荒れの原因の大部分を占めるのは、肌のバリア機能低下で起こる、肌表面の小さな傷
食器洗いや洗車、こまめな手洗いなどは、手の皮脂と、水分が奪われます。さらに空気の乾燥、手の血の巡りが悪くなると、肌のバリア機能が低下。バリア機能が低下しているにもかかわらず、ごしごし手洗いなどを続けると、手の表面に細かい亀裂が入って、傷になります。
寒くなると、さらに手荒れが進行してひび割れになったり、水さえも染みるようになるのでなるべく早く、手荒れケアが必要です。(アレルギーによる皮膚炎や、特定の物質による皮膚炎などもあるので、一概に手荒れとは言えないケースも。手荒れがひどいときは、皮膚科へ相談にいきましょう)
ガサガサの手はつらい手荒れだけでなく、手も老ける。20代後半のときが一番老けていた
意外と運転中に見られているのがハンドルを握る手。手ががさがさしていたり、手荒れが進むと指のシワがくっきりしてくるので、手が老けて見えます・・・。これはなんとしても阻止したいところ。じつはわたしの手は、20代後半がもっとも老けていました。乾燥していてガサガサで、ささくれができやすく、指のシワが濃いというような。だから写真を撮るときに手を映さないようにしていたことも。つまり、若いから手に潤いがある・・・というわけではないんですよね。
手荒れを防ぐハンドケアの方法。手荒れ予防で手が老けるのも防ごう!
①食器を洗うとき、ガーデニングを行うときは、ゴム手袋(使い捨てなど)または水仕事前に塗るクリームでケア
食器用洗剤をはじめ、床掃除に使うスプレーなどに含まれている成分によっては手荒れの原因に。ゴム手袋を使うか、手袋が苦手な方は、水仕事の前に塗るクリームで肌のバリアを。
②洗車や車の掃除をするときもゴム手袋や軍手を使おう!
ホイールの掃除やフロアマット、樹脂類の拭き掃除をはじめ、洗車のときは、手を保護するゴム手袋、軍手などを使って手の潤いを守りましょう。ネイル仕立ての爪を守るだけでなく、手荒れ防止にもおすすめです。
③水仕事前後は、クリームでケアしよう!
手荒れは防ぐには、手の表面の保護と、潤い補給。手の血の巡りをよくするためによくもみ込み、セルフマッサージをするように、手の甲から、指と指の間、指を1本ずつ、ていねいにしっかりともみほぐしながらクリームを塗り込みます。水仕事の前後に使えるクリームがおすすめ!
④家事、洗車だけでなく、手を洗ったときは保湿クリームで潤いをキープ
手がすでに乾燥している方は、手を洗った後も、こまめにクリームで保湿を。常に潤い状態をチェックしましょう。
⑤濡れた手を拭くときは、やさしく押さえながら水分を拭き取ろう!
手洗い後、濡れた手を拭くときはごしごし水分を拭かないように、やさしく水分を押さえて拭き取りましょう。これは洗顔後、肌の水分を拭くときも同じですね。