安く済ませたい車検と、しっかりと整備したい場合の車検徹底比較!

2020.09.06. life ライフ

今回は、過去の経験談に基づき、超リーズナブルに済ませたいときの車検と、車検時に、マイカーの健康チェックを兼ねて、しっかりと整備したい場合の車検の料金比較をご紹介します!


 

車検費用を押さえたいときの考え方、選び方!

 

車検先をどこにしよう・・・?と思ったときに、みなさんはまず、何を調べますか? ディーラーで車を購入した方なら、ディーラーから車検のお知らせが届いていると思います。手厚いフォロー、充実の設備を考えると、そのままディーラーでお世話になる方も多いと思います。

自社のブランドの車を知り尽くしたディーラーに依頼するのはやはり自然な流れで安心ですよね。

私自身、たとえ中古車で購入したとしても乗っている車を取り扱う、ディーラーに車検を依頼したこともあります。

そのときの理由は、フランス車だったから。フランス車を預けるのに、フランス車を得意とする整備工場を探す手間暇を省くため、車検も近づいてきたので近くのディーラーに預けたわけです。

それはそれでもちろん安心の整備をしていただけるのですが、ディーラーでは、何かトラブルがあってはいけないという責任もあり、念には念を入れての丁寧なアドバイスと整備の提案をされるので、どうしても車検の見積りが高額になるわけなのです。

たとえばバッテリー交換ひとつをとっても、ディーラー推奨のバッテリーは、カー用品店で販売されているような選択肢はなく、高い・・・。

丁寧なフォロー、念のための早目のパーツ交換。安心でき、嬉しい反面、車検の見積りは高額に・・・。

 

少しでも車検を安くすることはできないかな? とまず頼りにしたのが、車検検索サイトでのお見積り。車検費用の平均を知るためにも、何社かまとめてお見積りをしてみるのは、情報収集として大事なポイントとなります。

 

楽天利用者なら、ポイント還元がある下記のサイトがおすすめ!





 

とにかく車検費用を安くしたい!方は見積りサイトで検索!

 

車検費用は、車種ごとに設定されている法定費用(どこでも金額は同じ)と、点検・整備費用等。この点検整備費用等が、車検の総額が変わるところ。

実際、シンプルに車検費用を押さえようと考えたとき、車検比較サイトで見積りし、その中から選んだ先は、車検専門店と、認証工場でした。

 

車検専門店の場合。とにかく安く、費用を押さえたい! 当日預けて当日引き取り

 

車検専門店に依頼したときのエピソード♪

時間が無かったので、当日預けて、当日引き取りができる車検専門店をチョイス。チェーン店で、どの店舗でも同じサービスが受けられ、システム化されているのでとてもスムーズ。

ネットから予約し、当日、車を預けるだけ。当日、車の状態を見た後、改めてお見積りをいただけます。そこで、どこまで整備するのか、交換をするのかを担当スタッフと相談します。

 

経験談♪
とにかくリーズナブルに押さえたい!と相談

 

※預けた車の情報:普通自動車/~1.5t/エコカー以外、初年度登録から12年未満の場合


整備料 26,000円

点検料 10,000円

手数料 3,500円

法定費用(自賠責保険21,500円・重量税24,600円・印紙代1,100円)

※自賠責保険は2020年4月1日以降値下げされた金額を入れています

ここまでが基本料金。ここから先は、車の状態に合わせて変わってきます。このときは、車検に通るための最低限の点検・整備を依頼。

発炎筒 900円 ⇒有効期限が切れていたので新しく購入。有効期限切れでも車検は通りますが念のために交換

ブレーキオイル交換 技術料4,500円/オイル代2,500円

その他、エンジンオイルの交換、オイルエレメントの取替、バッテリーの交換は後日、要交換の項目に。

 

点検・整備の費用合計は、51,530円(必要最低限の整備と点検)

これに法定費用を足して、合計101,722円

 

認証工場の場合。車の不具合も出ていたので、車検を機にしっかりと点検・整備したい!

 

認証工場に依頼したときのエピソード♪

エンジンオイルの交換目安は3000 ~5000㎞または3~6カ月。悪路を走ることが多いとか、渋滞の中を良く走るとか、エンジンに負荷がかかる車の使い方をしている車は、本当にこまめに交換したほうがいいものです。

(エンジンオイルってかなり重要な役割をしています。またエンジンオイルの役割については他のコラムで紹介しますが、エンジン内部の金属パーツがスムーズに動くように潤滑させるための役割や、冷却、洗浄、サビ防止などの役目があるので、エンジンオイルを交換せず、汚れたまま使用していると、エンジン本体を痛める原因になります。エンジンが壊れて修理となったらそれこそ、修理代は悲鳴をあげることに・・・)

さて、こんな話をしたのは、

車検時期が迫ったとき、私の車は、エンジンオイルの交換時期も過ぎている、ブレーキ、ミッションオイルといった他の油脂類も交換していない、エアコンもなんだか調子が悪く、ウォッシャー液が出なくなったなどいろいろな車の不調を抱えていました

はぁ~、一体全体いくらかかるのだろう・・・と、車を手放したくなるような不安に駆られていました。

が、

ふだん、メンテナンスをサボったツケ。

車検を機に、しっかりと点検・整備し、改めてマイカーに愛情を注ぐことと決意!

経験談♪

安心して整備をしてくれるお店を検索! 検索後は電話で車の状態を相談し、時間がかかってもいいので、しっかりと点検・整備をしてもらえる車検先を探しました。時間はかかるため、無料で代車を借りられることも選ぶ先のポイントでした♪

 

※預けた車の情報:普通自動車/~1.5t/エコカー以外、初年度登録から12年未満の場合

点検(24ケ月点検一式)  技術料45,000円

予備検査代            5,000円

 

法定費用(自賠責保険21,500円・重量税24,600円・印紙代1,100円)

※自賠責保険は2020年4月1日以降値下げされた金額を入れています

ここまでが基本料金。

ここから先は、しっかりと車の不具合を点検し、整備をお願いしますと依頼。

 

エンジンオイル交換(作業、オイル、部品込)10800円

エンジンオイルエレメント交換      4800円

ブレーキフルード交換         5900円

クラッチフルード交換                                       4900円

ミッションオイル交換         15600円

※油脂類の交換費用には技術料、オイル、部品代も込み

経験談♪

車をチェックしてもらった後、改めてどこまで整備をするか念入りに相談しました。エンジンオイルのブランドは3タイプあるけど、どうする?からはじまり、パーツクリーナーは入れるかどうか、確実に修理したいか所はどこかなど。

 

●リザーブタンク内の冷却水漏れを発見

リザーブタンクの点検、交換    10400円

サーモスタットケース点検、本体交換   22,500円

サーモスタットケースまわりの配線の加工 4500円

ラジエーターホースバンド折れ、交換  1000円

ウォーターポンプの破損、交換   9000円

冷却水交換            7600円

加圧テスト実施          3,000円

サーモスタットハウジング等部品代  23650円

●エアインテークパイプジョイント破損のため交換

インテークパイプ  19200円

プラグ交換      9200円

エアウリーナーエレメント交換  3500円

エアコンフィルター交換     4100円

パーツクリーナー    1500円

 

経験談♪

エアコンと、ウォッシャー液、インテークパイクの破損には気が付いていたので、必ず整備したいと依頼。

おおよその予算を先に伝えておくと、お互いスムーズだと思います。

今回はしっかりと整備したかったので、
車の状態チェックをお伺いした上で、
予算、30~40万円で検討。それより超えそうだったらまた相談させてくださいと依頼しました。

 

 

その他、

●電動ファンが回らない、エアコンが入らないため点検修理、(結果は電動ファンコントロールモジュール(8900円)の交換

●ウォッシャー液が出ないトラブルを修理、ウォッシャータンク(2400円)交換に

●フロントタイロッドエンドのブーツ切れ発見、交換

●ヘッドライト、ロービームの交換(ノーマルのバルブへ2960円)

●盗難防止用のホイールアダプターが不良のためノーマルボルトへ交換

 

点検・整備の費用合計は、50000円(必要最低限の整備と点検)

これに法定費用を足して、合計315000円

その他:無料で代車をお借りしました

 

普段から日常点検、メンテナンスを行っている、またはメンテナンスをお願いしている整備工場があれば、車検は安さ・早さ・行きやすさを優先してもOK。

また、車検の満了日が迫っている場合は、1日車検や数時間で終わる車検専門店がおすすめ

普段、車の点検整備を行っていない方は、車検時にマイカーの健康診断も兼ねて、しっかり整備をする良い機会。いずれにせよ、自分の車の状態や、車検の満了日など、状況に合わせて、選びましょう!

 



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