車に乗せてもらうときのマナー

2018.06.18. manner マナー

ふだん、車に乗っている人はある程度予想がつくはず。でも自分であまり車の運転をしていない方は乗せてもらうときのマナーが分からない方が少なくない。そこでふだん車に乗せる機会があるドライバーの声をもとに、スマートな助手席のお作法をお伝えします。


 

ドアの締め方、乗り込むときの注意

車に乗り込むときに気を付けたいのがドアの締め方と開け方。まず締め方。勢いをつけてバンッ!と締める方がいますが、ドアを遠くから引いて強く締めるのは、車のオーナーからしたらあまり気持ちがよくありません。ドアは一度車に近づけてから短い距離でバンと締めること。最初はコツがつかめないかもしれませんが、強い音がしたときは、ごめんねと一言ドライバーに声をかけるとベター。またドアのふちに履いている靴が当たらないように注意。とくにヒールを履いているかたはドアをヒールで傷をつけてしまいがち。ていねいに乗り込みましょう。

 

ドアの開け方、降りるときの注意

ドアを開けるときも注意が必要です。後ろからバイクや自転車が来ている可能性もあるので、後方確認をして安全を確かめてからドアを開けましょう。また側道で降りるときは、ドアがガードレールや側道のブロックに当たらないように気をつけます。狭い駐車場で降りるときは、隣の車に当たらないように注意しましょう。

 

カバンは後部座席に置こう

荷物を足元に置く方がいますが、フロアマットの上は外履きの靴を置く場所なので、カバンの底が汚れます。足元に置いていたカバンを出かけた先でテーブルに置いたり、椅子に置いたりするのもあまりスマートとはいえません。リップクリームや目薬など、車の移動中に使いたい小物はポーチに入れて、ドアポケットに入れておけばOK。カバンは後部座席に置かせてもらいましょう。

 

飲み物を用意しておくと気配り上手

お出かけ先にもよりますが、ロングドライブに出かけるなら、自分と、ドライバー用の飲み物を用意しておくのも良い心がけだと思います。飲み物を買うけど、何がいい?と、ドライブに出かける前にメッセージを送って聞いてもいいですね。

 

車内では会話を♪

移動時間もドライブの楽しみ。会話を楽しみましょう。もし道に迷ったら一緒に地図やカーナビゲーションを見たり、看板を探したりしてドライバーの気持ちに寄り添うことも大切です。ときに、ドライバー任せにしている方もいますが、ドライブは一緒に移動を楽しむとより素敵な思い出を作ることができるはずですよ。

 

交通費は割勘の提案を

高速道路を利用したら高速代、ガソリン代もかかります。あとでまとめて折半するか、高速代の変わりにランチをおごるなど、かかった交通費は割勘にする提案は、乗せてもらった側からするとスマートです。車を出してもらったお礼も忘れずに。

 

SNSでシェア

関連記事