日常から車の健康管理は行っておきたいものですが、とくに高速道路に入る前は事前に車の安全点検は必須。燃料切れやタイヤのパンクなどが起こった場合、義務違反となる可能性があります。具体的にはどんな点検が必要なのでしょうか。解説します。
高速道路を走る前は事前に車の点検を!
高速道路を走る場合は、次の点検を行う必要があります。
- 燃料は十分に足りているか
- 冷却水の量は規定の範囲内か
- ラジエータキャップは締まっているか
- ファンベルトのハリ具合は適当であるか、または損傷がないか
- エンジンオイルの量は適当か
- タイヤの空気圧は適正値になっているか
- タイヤの溝は十分にあるか
高速道路で燃料切れになると義務違反になる!?
高速道路で燃料切れやタイヤのパンクなどが起こり、車が停止した場合は、非常駐車帯に車を寄せて停めて、ロードサービス、またはJAFに連絡して対応をしてもらう必要があります。しかし、このときに警察と遭遇した場合は、「高速自動車国道等運転者順守事項違反」となって、反則金の支払い、行政処分点数2点となる場合があります。
反則金、大型車は12000円、普通車9000円、二輪車7000円
行政処分点数2点
高速道路で車が停止したときの対処法
高速道路で車にトラブルが発生して車を停めるときは、安全な路肩に車を停めて、ハザードランプを点灯させます。車を停めて、同乗者を安全な場所に避難したら、発煙筒や、停止表示機材を車から50m以上離れた場所に設置します。その後、安産な場所に避難し、ロードサービスまたはJAFに救援依頼をしましょう。携帯電話の充電が切れたなどで電話が出来ないときは、1kmおきに設置されている、非常電話を利用しましょう。