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「助手席に乗せてもらう際のマナーってどうすればいい?」
と、そもそもそんな疑問が出る方は、気遣いがすでにできている人だなぁと思います。
「車がある、運転も好きなんだよね、ついでに乗せてほしいー!」
と、考える人の、“ついで”が問題(笑)そのついで、本当についでと思っています??? ドライバーからしたら“ついで”ではないんですよ。
もちろん、車の運転が好きな人たちの中には、車を持っている側が送り届ける、べつに構わないヨなんて、方も多くいるのは事実。
けど、それでもですよ、乗せてもらうことへの感謝の気持ちはあるべきなのです。たとえ、恋人同士であったとしても、夫婦であったとしても「運転ありがとう」という気持ちはあったほうがいいですよね。
さて、今回は、家族や恋人、親友以外の方を乗せる場合のときの車に乗る側の心構え、マナーをご紹介したいと思います。
行動心理学的にも、マナーが良い人って、性格も良く見えるんですって。使いようによっては、相手にいい人!と思わせたいときに使えるテクニックにもつながります。(悪用禁止です(笑))
ケース1 友人同士とドライブに行く際、高速代、ガソリン代は?
上記のようなお悩み、じつは少なくありません。これはもうケチでも何でもなく、きちんと割り勘すべき内容ですよね。ここで乗せてもらう側のマナーとしては、乗せてもらった側から、高速代、ガソリン代は、割勘にしようと提案するべきで、プラス、少し多めに払うか、または、お昼ご飯をごちそうしたほうがよいと思います。
車の運転が楽しくても、カーオーナーは運転する責任、緊張がかかっています。それに中には、誰かを乗せる前に、車内の掃除や洗車をする方も少なくないので、そういったおもてなし代も負担しているのです。
もっと細かくいえば(車の所有者は気にしている方は少ないですが)走行距離が伸びるので実際は車の寿命も縮まります。
さらに言えば、車って維持するだけでもとてもお金がかかります。自動車保険、車検、エンジンオイル、バッテリー、ワイパーゴム、タイヤなどの消耗品の交換など、維持するだけでもお金がかかっているんです。
友人同士のドライブの場合
●高速代、ガソリン代は割り勘を提案しよう!
●できればお昼ご飯をおごってあげよう!
ケース2友人同士で出かける際の送り迎えについて
このケース2もとても多い相談です。
ドライブの行く先が友人の家に迎えに行った方が行きやすいならお迎えに行くのもアリだし、帰りも送るという展開も考えられますが、基本的には、ピックアップする場所、降ろす場所はドライバー主体で決めてよいと思います。
そもそも1時間半もかけて迎えに行くとなると、
その日、1日中、運転するドライバーがさらに早起きして、帰りも遅くなるというのでは、体の負担も増えます。運転って楽しいけれど、疲労するものです。
●ピックアップする場所、降ろす場所はドライバー主体で決めましょう!
●乗せてもらう方は、ドライバーの負担を考えて、ドライバーがピックアップしやすい場所、降ろす場所はどこかを聞いて相談することが大事
ケース3迷ってもフォローなし、帰り道は寝てしまう・・・なんだかひとりぼっちな気分です
・・・というお悩みの声もけっこう多いです。これはもう、一緒に行っている方が、ドライブに参加していないともいえるんですよね。
車の運転をしていなかったり、普段ロングドライブしていない方だと、ドライブルートを把握していないということはよくある話。いまはグーグルマップなどがあるので、事前に出発地点から目的地までのドライブルートは誰でも簡単に、スマフォ等で調べられます。
立ち寄りスポットも追加することができるし、道に迷ったときもスマフォでナビゲートができるはず。最初は慣れなくても、一緒に探すことに参加する姿勢でもいいわけです。
迷ったときはドライバーだって不安。一緒に探す姿勢が大事なんですよね。
たまに寝てしまうこともあると思います。
運転が好きなドライバーのみなさんの中には「寝ても大丈夫」とか「寝ていたほうがラク」なんて方もいるのは事実。
でも友人同士のドライブの場合は、ドライブの移動時間もドライブだし、ドライブの醍醐味でもあるので、一緒に移動時間を楽しんでもらいたいなと思います。
どうしても眠い時はもちろん寝てもいいんですよ。でも一緒に出掛けているドライバーだって、同じ時間に出かけているのであれば、疲れているだろうし、眠いかもしれない。そんなことを少し考えてみるとよいのかなと思います。
●事前にドライブルートはグーグルマップなどで調べておこう!
●たまに寝落ちもよし。でもドライブは移動中も楽しみましょう!
●道に迷ったときは、一緒に探す姿勢が大切です
ドライバーも乗せてもらう方も、両方がハッピーになるドライブ時間を楽しみましょう!!