仕事で上司の運転で出張へ、仕事先へ…。車でお仕事へ出かけることは多いですよね。そんなわけで今回は、上司、先輩の車の助手席に乗る際の助手席マナー編をお届けします
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ペーパードライバー、免許証が無い方には不利な助手席マナー
新人時代、まだ運転に慣れていないこともあり、運転は上司。あれこれいろいろ、私も助手席の役割ってなんだろうーと考えて、気遣いしたものの空回りで失敗したひとりです。
気遣いは失敗するは、助手席って気疲れでどっと疲れるし、さんざんです(笑)
当時はペーパードライバーでまだ運転をしていなかったので、ドライバーの気持ちがわからない。
わたしとしては気遣っているつもりでも、それが運転する上司には届いていないことが多く、「ああ~、いまイライラしているなぁ」という上司の心情は察するものの、うまく立ち回りができない・・・。
正直、ふだん運転していなくて、助手席に誰かを乗せる機会がないとわからないことばかりです。
助手席のマナーを知るための最大の近道は?
助手席のマナーを知るための最大の近道は、自分で運転し、誰かを乗せること。
自分がふだん運転していて、後輩や友人など助手席に誰かを乗せた経験があれば、ドライバーの気持ちを身をもって知ることができます。
でも誰かを乗せた経験が少ない方や、ペーパードライバーの方、まだ運転免許を取得していない方はわからないことだらけ。
そこで今回は、上司や先輩の車に乗せてもらう際に、わたしが失敗したこと、困ったこと、また逆にわたしが車に乗せたときにドライバーの気持ちとして理解した、よい助手席マナー、気が利くなぁと思った助手席マナーを紹介します。
①助手席から車に乗る時のマナー
乗り込むときのドアの開け方も注意ポイント。大きくばーんと開けてしまうと縁石やガードレールなどにぶつかってしまうことがあります。また風が強い日はいきなりドアが風に押されて、予想以上に開いてしまうことも。
ドアの取っ手はつかんだまま、自分が乗り込める程度に開けて、乗り込みましょう。
座るときは、お尻をシートに下し、お尻を軸に体を右に回転させて両脚を車内に収め、ドアを締めます。(これぜひお試しを。美しい乗り込み方です!)
最後にドアの締め方もご注意を。
上手なドアの締め方は、一度車にドアを近づけてから、短い距離で少し強めに引くと上手にパタンと締まります。
着座したらすぐにシートベルトを装備。
ときどき後部座席に座ったかたがすぐにシートベルトをしない方がいるので、着座したらすぐにシートベルトを装着しましょう。
②助手席マナー、自分の分だけ買っていませんか?
待ち合わせ場所に早く到着したこともあり、近くのスタバで飲み物を買ったわけですが、
わたしのスタバのカップを見て「スタバ、飲みたかったなぁ」と言われて焦りました。
上司の言葉の行間を読むと、
ーーーなんでこの子は自分の分だけ買うの? ひとこと聞いてくれればいいのに・・・
という言葉が見え隠れ(笑) そうですよね、ひとことお伺いすればよかったですと、冷や汗かきながら反省(ちぇっ)。
そんな小話はさておき、
スマートなのは、ひとことメッセージを入れておくと安心です。上司が車を出して待ち合わせ場所まで迎えに来る場合、運転中なのでメッセージは読むことができないかもしれませんが、
ひとこと、事前に伝えておくだけでも自分の気持ち的にはラクですよね(笑)
「いまから飲み物を買うのですが、何かリクエストありますか?」
とメッセージを入れておく。
ただ・・・これが毎回続くと、新人にとって上司の飲み物代をおごり続けるのはしんどいこと。上司、先輩の中にはちゃんと飲み物代を出してくれる方々も多いですが、少数派ながらおごり!ととらえる方もいます…
それに、スタバだと、正直高い(笑)
というわけで、結論。
仕事のとき、自分の分だけの飲み物を用意する際は、専用の水筒に入れておくか、ペットボトルをカバンにしのばせておきます。
乗せてもらう際は、スタバとか、ドトールとか、テイクアウトした飲み物は、そもそもこぼしてしまう危険もあるので、仕事で出かけるときは不向きです(一緒に買いに行くならOKですが)。
また車が輸入車だった場合は、車のドリンクホルダーにカップが入らない場合もあり、その場合は、カップを置く場所がないので手持ちになります。
③道に迷ったときに、無関係な態度は気が利かない烙印を押される危険性が・・・
万が一、上司や先輩が道を間違えたらいっしょにリカバリーできる方法を探す姿勢を見せましょう!
これもふだんから運転していないと、ナビゲーションができないので戸惑いますが、
いまはスマホ、グルーグルマップなどで比較的簡単に、誰もがナビゲーションができるはず。
すべてお任せではなく、最初からグーグルマップに目的地を入れておくといいでしょう。
④居眠りしてしまったときは・・・?
出張の帰り道、わたしもうつらうつらで、寝てしまったことがあります・・・。正直運転もせずにずっと起きていることって本当にしんどい。
とくに帰り道、特別な会話もなく、高速道路でたんたんとして走っていると眠気が襲ってきます。
とはいえ、ここはがんばりどころ。
運転している方も眠いわけですからね~。
なんとか会話を見つけてドライバーの眠気覚ましにも貢献できるようにがんばりましょう。
それでもうっかり寝落ちしてしまったときは、
起きたときに「すみません、寝てしまいました!」とストレートにしっかりと謝罪すればOKです。
それでも許さん!となる上司や、その後、ねちねちと寝たコトをきっかけに意地悪するような先輩が万が一いたとしたら、それはその上司や先輩の器の話しです。ちっちゃいですねっていうw かくゆうわたしもネチネチいじめられたくち(笑)
他の仕事で挽回しましょう。
⑤トイレに行きたくなったら?
よくトイレのタイミングがわからずに我慢した・・・という方がいますが、我慢は体にも悪いです。行きたくなったらすぐにお伝えしましょう。
ぎりぎりまで我慢して伝えると、逆に迷惑をかける場合も。
すぐにトイレ休憩ができる場所が見つからなかったり、ましてや高速道路の上であればなおのこと。
パーキングエリアは約15キロ間隔ごとに1つ、サービスエリアは約50キロ間隔ごと1つに設置されています。SAPAの直前や通りすぎてからでは遅いですよね。
ドライバーとしても、遠慮なく早めに行ってもらったほうが安心です。
⑥突然大きな声を出さないように注意
何か発見したときや道を指示するときなど、助手席の方が突然大きな声をあげるとドライバーは、その声に驚いてハンドルを切り損ねる可能性があります。
落ち着いてお伝えしましょう。
⑦駐車場が狭かったときは?
駐車場で車を停めるときに、狭い駐車場の場合は、助手席の方が先に降りたほうが停めやすい駐車場もあります。
また後ろが見え辛い駐車場だったときも同様。
さっと車から降り、適宜誘導が必要なときはフォローしましょう。
今回はここまで♪
またみなさんから「こんなときの助手席の役割は?」「●●の場合は助手席マナーはどうしたらいい?」
などなど、ずいじご質問を募集中です。
いろんなシチューエーションがあるのでぜひお気軽にご質問を送ってください。愚痴もお伺いしますヨ!(笑)