マイカーで友人を誘ってドライブ、ママ友を乗せてお出かけ。いろんな場面で車に人を乗せる機会はありますよね。そんなときに運転上手に思われるコツがあればと思ったこと、ありませんか? 今回は運転が上手!と思われるコツと、美しいマナーにもつながる秘訣を紹介します。
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女性は運転が苦手? いえいえちょっとしたコツと気遣いで誰もが運転美人になれます
自動車教習所では公道を走るための必要最低限の知識と技術を学ぶ場所。実際の運転技術を磨くには実戦あるのみです。「運転が上手いね!」と思われるコツは経験の中で少しずつ積み上げていくものですが、「どうやったら心地よく乗ってもらえるかな?」という探求心なくして、運転上手の道は積み上げられません。コツコツ経験を積んでいくのもひとつの方法ですが、今回は運転美人になるための、スーパー時短テクニックをお伝えします。ポイントはどこに気遣いを置くかです。
①正しいシートポジションは、もっとも体に負担が少なく、運転姿も美しく見えます
正しい運転姿勢のメリットはたくさんあります。むしろ、メリットしかない。①安全に運転ができる、②体の負担がもっとも少ない、③見た目的にも美しいなどなど。長年車の運転をするとだんだんと自分流になり運転姿勢が悪くなりがちですが、ときおり自動車教習所で学んだ、基本の運転姿勢に軌道修正することが大切です。
誰かを車を乗せるときも正しい運転姿勢がとれている運転者は、見た目的に同乗者からの安心感も高まります。正しい運転姿勢は常に追い求めましょう!
②ハンドルの操作の仕方、内かけハンドルはブスに見える・・・そして危険です
ハンドルを握る手を逆手に持ちかえてハンドルを回すやり方が内かけハンドルです。とっさの判断が必要なときに適切な操作ができないのでとても危険です。それに見栄え的にも非常に悪い・・・。美しくないんですね。もし逆手にするようなクセがあれば即座に修正を。お箸の持ち方を同じで、クセを直すときは違和感がありますが、一度修正できれば、逆手のほうが運転しにくいことに気が付くはずですよ!
③アクセルペダルの操作は日々の運転で練習を。じわーと加速するときと、しっかり加速するときとめりはりも大事
同乗者を乗せているときはペダル操作も大切。ペダルの踏み方が適当だと、同乗者は乗っていて不安になります。かかとは床についた状態で、メインは右足の親指と人差し指のつけ根辺りでペダルを踏み込みます。足全体で踏むと微調整がしにくいので、右足の親指と人差し指のつけ根辺りがポイント。
発進時はじわーと踏み込んでいき加速します。必要なスピードに達したら、微妙なアクセルのONとOFFで調整。ただし、高速道路での合流や車線変更などで加速が必要なときは、状況にあわせてアクセルペダルを踏みます。合流時はしっかりとアクセルを踏み込み、加速します。アクセルペダル操作はめりはりが大切です。車が滑らかに走るように意識して、ひとりドライブのときにアクセルのさじ加減は日々の運転で練習しましょう。
④早めのブレーキ合図で、安心感が一気にアップ。さらに上手な停車の仕方をマスターすれば。もはや無敵
ブレーキをかけるタイミングは人それぞれなので同乗者がいる場合は、少し早めに「ブレーキングする準備があるよ♪」ということを知らせるために、早めに軽くブレーキを踏むと安心感が増します。このタイミングを掴むには、助手席で他の人が運転する車に乗ってみることが一番わかりやすいです。
人が運転する車だと、「あれ?まだ減速まだしないの?」と不安になることはありませんか? その不安は、自分が運転しているとき、同乗者が感じる不安です。例えば交差点で停まる場合、早めに軽くブレーキを踏み、減速することをお知らせするブレーキ、続いて停止するためのブレーキ、ぎゅぅーとブレーキペダルを踏み停まります。
停まるときのコツもあります。車が停まる寸前にブレーキを少し緩めて、再度踏み足して車を完全に停める。1度、ブレーキを緩めてから停止させると、車がピタっと停止します。これもひとりドライブで日々の運転で練習しましょう!
逆に急ブレーキが必要なときは、かかとは床から離れてOKなので、ガツンと思い切り踏みます。蹴り込むような勢いでガツンと思い切り踏む! 実際、急ブレーキが必要なときは緊急時。本当に必要なときにガツンと思い切りブレーキが踏み込めない人、とくに女性は踏み込む力が弱い傾向です。こればかりは事前に経験しておかないと踏めないんですよね。できればサーキットなどで行っている、安全運転の講習で経験しておくといいでしょう。サーキットなどで開催している安全運転講習は、カーオーナーであれば1度は経験してもらいたい講習です。
⑤視野を広く、目線は遠くを見よう
目線は遠くに設定して、視野を広くすることが大切です。前の車ばかりを追い駆けているととっさの判断ができません。また前の車ばかり見ていたり、周囲の車の状況を把握していない運転者の車は、乗っていてもスムーズさを感じません。しっかりと周囲の状況を把握しているドライバーの運転は、同乗者の安心感が増します。
視野を広く持つことができれば、急に前の車が停まったり、自転車の飛び出しや急な車線変更をしてくる車に対しても対応する余力が生まれます。
●もしかしたら、路上で駐車中の車のドアが急に開くかもしれない・・・・→ だから、少し余裕をもたせて通過しよう
●もしかしたら、後ろのバイクが突然スピードをあげて追い越しするかもしれない・・・→だから、今の走行ラインをキープしよう
●停まっているバスの前から人が出てくるかもしれない・・・→ だから、徐行して通過しよう
周囲の状況を把握すること、もしかしたらこうなるかもと予測する、こうなったときはこうしようという方法も考える。このもしかしたら●●しようという考え方は、誰かを乗せているときはもちろん、ひとりでドライブしているときも大切。事故を起こさないコツにもつながります。
まとめ。ドライバーの仕事はとても多いので、同乗者も運転者と同じスタンスだとドライブがより楽しくなるかもしれません
こうやって運転美人になるための秘訣を書いていくと、ドライバーの仕事はとても多いことが改めてわかります。視点は変わりますが、同乗者も運転者と一緒に道の状況を把握しよう!という気持ちがあるといいですね。もしかしたらそれこそが、一緒にドライブを楽しむことにつながるのかもしれませんね!